月日と決意




「…あんた、もしかして」

「あの時、レッドくんに会って無かったらわたし…」

「ピンク、変わったね」

「…………!」



覚えて、くれてたの…?








「忘れるわけない。
あんなに強かったんだから」

「……そっか。」

「今は、何してるの」

「バトルはレッドくんと戦って以来、してない」

「なんで」

「昔の自分が、怖くて」

「ピンクは変わったよ。
昔とは違う」

「レッドくん…」


「あとさ、ピンク。」

「…?」

「好きな人、出来たでしょ」

「なっ…!」

「ガーディが教えてくれた。
コイツ、変わってないね…」

「…うん」

「どんなやつ?」

「毎日、会いに来てくれてた。」

「そう」

「優しくて、強くて…」

「……………。」

「カッコイイんだ」

「やっぱり変わった。」

「え?」

「昔のあんたは他のやつを強いだなんて言わないでしょ」

「…そうだね」

「俺、応援するから」

「…え?」

「過去を乗り越えたあんたの恋。」

「………ありがとう」



変わって欲しい、
それは俺だけが思ってる事じゃなかった
だって彼女は本当に変わったのだから

まさか再会するなんて。
…でも会いたかったのは事実で


(3年間の月日…俺はここで何も変わらずに過ごしたのか
なんだか少し、もどかしい)



月日と決意


決めた。
俺、ピンクに………






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レッドさん、何考えてるのかしら…←


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