君は向こうの人間 「おら、ゆめのけむりをだせ!」 「てめぇら、いい加減にしろよ…?」 「黙れ!」 「ムンナ、痛かったよな…。シビルドン、キズぐすりよろしく」 『はーい』 「てめぇ、じゃまするんじゃねぇ…!」 「黙れ、プラズマ団から追放すんぞ」 「…………!?」 「…ユウリ、それはどういう…」 「トウヤー!連れて来たよー!」 「あ、ベル」 「ユウリ様ぁあああ!!」 「あ、したっぱ×2」 ベルがチェレンとトウコを連れてきたと思ったら、変な格好をしたプラズマ団が2人来た またバトルか…? 「誰?」 「この前、ツタージャの怪我治してくれたユウリ。」 「ユウリ様を呼び捨てするとは貴様許さん!」 「てかお前何」 「プラーズマー!我々はプラズマ団!」 「む、貴様らはゆめのけむり入手隊ではないか!」 「変な格好ー」 「うるさいっ」 「確かにだせぇよ?」 「ユウリ様まで…っ」 「なんで様付け」 「ユウリ、何しておる」 「……ゲーチス」 「こいつ演説の…」 「いくぞ」 「…はい。」 「ユウリ、お前…」 「このお方はプラズマ団、王様側近のユウリ様!」 「とても強く、美しく気高いお方なのだ!」 「…………?!」 「トウヤ、黙っててごめん。じゃあね」 「……側近…我々はなんて口の聞き方を…………!」 「早く追い掛けて許してもらおう!」 ゆめのけむりはマコモさんにきちんと届けたぜ! * 「トウヤ、あんたなんでプラズマ団なんかと…」 「信じない」 「…はぁ?」 「トウヤのツタージャを治療した上、さっきのムンナも助けたから…だろ?」 「あぁ」 「でもプラズマ団なんだよ?」 「人間からポケモンを解放させたがっている集団のやつが、俺のポケモンを治療するなんて、考えられない」 「そうだけど…」 「今度、また、会ったら本当の事を聞く」 「もう会えないかもよ?」 「会えるよ、きっと…。」 君は向こうの人間 (…いや、会わなきゃいけないんだ) |