消失した記憶 「ここが古代の城の入口…」 「遅いよ、チェレン。」 「リゾートデザートのポケモンに手こずってしまってね…ここまで来れたのは僕のポケモンたちのおかげさ…」 「チェレンくん、変わったね」 「………?!」 「さ、俺達も行こう。アデクさんは先に行ったよ」 「ユウリ、案内よろしく」 「はい」 「ゲーチスさまは言われた。お前の力量がどれほどか今一度確かめよと。我らプラズマ団を倒せるかみさせてもらうぞよ…!」 「余裕だし」 「N様が気に入られたトレーナーだから、トウヤくんは負けない」 「ユウリ様…なぜあなたはこんなトレーナーの味方をなさる…?」 「味方じゃない。わたしは、N様のために…」 「まぁよい…トウヤよ、あまり己の力を過信しすぎるな」 「俺、今なら誰にも負ける気しないから。」 「ユウリが一緒だから…だろ?」 「まあね」 …………トウヤ… 「…ユウリ?」 「…先を急ぎましょう」 ねえ、ユウリ 君は本当に僕のこと… トウヤのこと忘れているのかい? 消失した記憶 (君が、わからない) |