再会


ここが、最上階………


プラズマ団のしたっぱをなぎたおし、俺は最上階にたどり着いた




「……!」


「どう?トウヤ。世界を導く英雄のもとその姿をあらわし共に戦うポケモンの力強い姿は…!
これからボクはレシラムと共にポケモンリーグへ向かいチャンピオンを超える…!
ポケモンを傷つけてしまうポケモン勝負はそれで最後…
ポケモンだけの世界、ようやく実現する……!


ボク達をとめるならキミも英雄になればいい!
そう!レシラムと対をなすポケモン、ゼクロムに認められてこそようやく対等になれる…!
ボク達を阻止できる!

さて、どうする?
ボクの予想…ボクにみえる未来ならキミはゼクロムと出会うだろう……
共に歩むポケモンに信じられているキミは……!
世界を変えるための数式…
キミはその不確定要素となれるか?

ポケモンと人の絆を守りたいならゼクロムを探すんだ!
…きっとゼクロムはダークストーンの状態でキミを待っている

レシラム、行くよ…」




「トウヤ、今飛び去ったのって……」

「なんたること…!」

「なぜだ…?今のってNってやつだよな?!どうして伝説のポケモンと一緒にいたんだ?
まさか彼は本当に英雄だというのか?!」

「落ち着け、今は戻るぞ!今大事なのはこれから何をするか、だ」





*

「たまげたな…伝説のドラゴンポケモンが現代に蘇るとは…!」

「Nって男…プラズマ団のボスが伝説のポケモンを復活させたようなんです……
しかもトウヤにもう1匹のポケモンを探せと言って飛び去った…」

「え、伝説のポケモンって2匹も居るの!?」

「あぁ、そうなのだ」

「アデクではないか!久しいな!」

「挨拶は抜きだ。塔から放たれたもの…世界を滅ぼす力を持ったポケモン…それを従えたものがみなにポケモンを解き放てという…崇拝か、恐怖か…」

「あの…」

「……!」

「ダークストーンのありか、教えますよ」

「…ユウリ………!」

「知り合いかね?」

「プラズマ団の姫…」

「どうして君がここに…」

「N様はトウヤと戦いたがっている…だからわたしが道標になる。そう誓いました」

「信じられんな…」

「信じてもらえなくても結構。ですがプラズマ団、ゲーチスがダークストーンを探してます」

「…なんだって?!」

「古代の城、そこにゲーチス達が居ます」

「それならわしも心当たりがある場所じゃ…ユウリといったか…おぬしも付いて来なさい」

「はい。」

「じゃあ行くよ」



ユウリ、君は俺の知ってる君?
それとも…俺の知らない君?
どっちにしても、
また会えるなんて思わなかった




再会


(君がどんなに変わってても)





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