進むべき道には


フキヨセについたらすぐに、ジムリーダーのフウロさんに会った
すぐにでも挑戦したいと言ったら、

「トウヤ、わたしは今からタワーオブヘブンに行くの…ジムの挑戦は待ってくれるかしら?」

「わかりました」

「君も来てくれるとうれしいな」

「はい…なら一緒に」














「さっき貨物船操縦してる時にね、塔の上で傷付いたポケモンが見えた気がしたの…」

「だから確認に…」

「えぇ。わたし視力いいのよ。」

「さすがですね」

「ねぇトウヤ」

「はい?」

「君はポケモンが苦しんでいると思う?」

「分かりません。でも、」

「……?」

「俺のポケモン達は、苦しんでるとは思いません。」

「クス…君って以外と自信過剰なのね!」

「みんな、思ってると思いますよ。フウロさんだってそうでしょ?」

「…苦しんでるなんて思いたくないわよ……今まで一緒に居たんだから」

「きっと、みんなそうですよ。俺だって…」

「トウヤ、君のポケモン達は幸せよね」

「当たり前でしょ」


「クスッ…さて、塔に着いたわよ」

「鳥ポケモン…」

「げんきのかたまりで………」

バサバサ

「元気になりましたね」

「よかったわ…!ねえトウヤ、鐘鳴らしてよ」

「鐘、ですか」

「ええ、あなたの心が音色に反映されるのよ」




ゴーン ゴーン…


「いい音色…あなた、優しいトレーナーなのね」

「ええ、まあ」

「さて、ジムに挑戦してきなさい!…わたしは強いわよ?」

「なら俺はもっと強いんで。」












「本当強かったわね…負けたわ…」

「フウロさんだって…」

「お世辞でもうれしいわ!…あっ、そうだ!」

「…?」

「ネジ山でプラズマ団を見たって聞いたの…何してるのかしら……」

「ネジ山、ですか…」

「気をつけてね」

「はい。」



進むべき道には


(いつも、プラズマ団が居る)









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