許せない思い


俺はヤーコンさんに勝利した
そしてデンチュラの巣を破壊してもらい電気石の洞窟に!チェレンはまだ修業してるらしくベルとトウコ達はまだホドモエシティ…
別行動で俺は一足先にフキヨセに行くようになった。





騒がしいのが居ないと静かだなー…


「……!」

「………来い」


なんだ、こいつら…


「…N様、連れて来ました」

「…ありがとう
今の連中はダークトリニティ。
ゲーチスが集めたプラズマ団のメンバーだよ。
ちなみにこの洞穴の入口にデンチュラの巣を用意したのも彼ららしいね。

電気石の洞穴…ここ、いいよね。
電気を表すのは数式、そしてポケモンとの繋がり
…人が居なければボクの理想の場所だ。」

「…………。」

「さてトウヤ。キミは選ばれた。そういうと驚くかい?」

「はぁ?」

「驚くだろうさ。キミ達の事をゲーチスに話した。するとダークトリニティを使い、キミたちの事を調べたらしいよ。

チェレンは強さという甘い理想を求めている…。ユウリに言われ楽しむ事が大切だと、頭で分かっていても体がついていかない。

ベルとやらはだれもが強くなれるわけではないという。
悲しい真実を知っている…。
トウコも同じさ

キミはどっちにも染まっていない、いわばニュートラルな存在…
それがいいらしいんだ。
…ユウリにも気に入られているようだしね。

この先でプラズマ団がキミを待ち構えている。
ゲーチスはキミがどれほどのトレーナーか試すそうだよ」

「待てよ」

「ユウリのことかい?」

「あぁ」

「彼女はゲーチスの話術にのまれてしまってね…今ではボクのかわいい姫…ボクとともに世界を変える存在さ」

「…くっ」

「ユウリは永遠にボクのもの…といいたいが、ゲーチスがそうはさせてくれなくてね」

「……。」

「そんなに睨まないでおくれよ。ボクはまだ彼女に何もしていないよ」

「N………」

「それにボクは彼女になにかしてもらいたいわけじゃないんだよ」

「じゃあ…」

「ただ、側にいて欲しい、ただそれだけなんだ。」

「それだけのために…」

「彼女はゲーチスがくれたボクの宝物なんだよ。もっともゲーチスは別の意味でプラズマ団に入団させたようだけど。」

「お前たちは…」

「じゃあね、トウヤ。」

「………………。」




許せない思い


(なぜ彼女を)(一人の人間として見てやらない)





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