考え


俺は今、
冷凍コンテナの前に居る…
寒い、ここスルーじゃだめかな


「トウヤ!…まさかここに居るなんて言わないよな?」

「どうだろ」

「寒いの苦手なのに…」

「仕方ないよな、行こう」










チェレンが寒い寒いウザいから「チャオブーにニトロチャージでもしてもらえば?」って言ったら軽く殴られた
冗談に決まってるのに(笑

こんなどうでもいい会話をしていたら奥まで来てしまった。



「あ、」

「お前たち、もっとワシをくるめ。寒くて敵わんぞ…」

「やれやれ」

「本当に居るなんてさ」

「寒いならメンドーだけど外まで案内するよ?」

「今預かっているのは王の友達であるポケモン…こんなところでキズ付けるわけにはいかぬ!
お前達、こいつらを蹴散らせ!」

「わかりました、七賢人様!」

「というわけで俺達が相手だ!」

「トウヤ!半分ずつ片付けよう!」

「あぁ。」












かなり強いとかそこそこ強いとか面倒だよね
まあ世界で俺が1番強いんだけど!
…今一緒緑の彼思い出したけどきにするな

「ここにユウリ様が居てくださればこんなやつら……」

「ユウリはどこにいる…!」

「ユウリ様は貴様らの事など忘れ、プラズマ団に尽力してくださっているのだ!」

「ゲーチス様の巧な話術によってな!」

「今やユウリ様はプラズマ団の姫!プラズマ団は最強に近づいたのだ!」

「……!」



「おお!こんな寒いところに身を潜めていたとはな!
お前たち、このポケモン泥棒をつれていけ!」

「らじゃー!」


「覚えておけ、トレーナーよ。
もう貴様らの知っているユウリ様は居ないと言う事をな」


「…何をしたんだ」

「お前たち!ちょっとはやるな!さて約束だ。俺様のジムに挑戦しに来い!」


「プラズマ団の理想…ポケモンと人が離れ離れになること」

「世界を作りなおす、か。
王様と姫様によって………」

「プラズマ団がNやユウリに対する依存が半端ない…」

「何を考えている…?」



考え



(俺達には、絶対に分からない…)






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