奪われた君



「アイス美味しかったー!」

私たちはアイスを満喫した
トウコちゃん達が幸せそうで何度もありがとうとか大好きとか言ってきた(恥ずかしいよっ)
でもなんかこういうの始めてだから、うれしい、な


「あれえ、トウヤとチェレンはー?」

「ジムに行ったよ」

「本当ジムオタクねー。」











*

「勝った」

「待たせたね。」

「遅い!…全く、次はライモンシティなんだから…」

「見所たくさんだよねえ」

「つか家出娘、お前はどうする?」

「わたしも着いて行く!」

「ユウリちゃんが一緒だと安心だあ」

「強いからね」

「そんな事…」

「ほら、早く行くよ」

「はーい!」








私たちは砂嵐を超え、ライモンシティに着いた
こんな事なら着いて行かなきゃよかった………!



「ん?プラズマ団…」

「またあいつらか…」

「ポケモンよこせ!」

「おい、まだそんな事してんのか…」

「だまれ!お前らには関係な……………くない!」



え、関係ないじゃないわけ?

「はぁ?」

「ユウリ様!…心配していたのですよ………!」

「知らん!!!」

「ユウリ様のアイス食べた犯人分かったんですよぉ!」

「なんですって!?」

「はい!こちらに来て下さい…」


「ちょお聞いて来るからみんなは観光してていいよ?」

「トウコ、ミュージカルいこうよお!」

「僕はジム。」

「俺はポケセン。」

「また連絡するね」







「で、誰…」

「ユウリ様、申し訳ありません…!」

「ミルホッグ、催眠術!」

「…な…………んで」

「ゲーチス様からの命なのです。」

「申し訳ありません…」







ピロリ ピロリロ

「ユウリ?どうした…?」

「ユウリ様は返していただいた!」

「なっ…?!」

「じゃあな、王子様!」

「待て…!」





せっかく、ここまで来たのに…!
さっき見えた風景……遊園地か…!
ユウリ、待ってて…!





奪われた君


(ここで君と離れたら)

(今までの君に会えない気がして)





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