トナリ


「この先がヤグルマの森だよ。確かにここに逃げられるとやっかいかもね」

「…そうですね。」



俺はアーティさんって人とプラズマ団を追い、ヤグルマの森に来た



「あのね、ヤグルマの森を抜けるには2通りあるんだ。真っすぐ行く道と森の中を抜ける道。ボクはこのまま真っすぐ進む。居なかったとしても逃げられないよう出口をふざく。…きみはこっちのルートに隠れてないか探してくれないか?」

「わかりました」

「んじゃ、アロエねえさんのためにやりますか!」


俺は草むらの多いルート。
状態異常にならないように気をつけなきゃ…

「あり、トウヤ?」

「あ、ユウリ」

「何してんの?」

「そっちこそ」

「わたしはフシデ探しに来たんだー!」

「俺はユウリのところのしたっぱが博物館の展示品盗んだから」

「あー、なんか言ってたな…。わたしも一緒に行くよ」

「でも…」

「いいのいいの」

「てかさ」

「ん?」

「なんで邪魔する俺と居たり話してもプラズマ団のお偉いさんは何も言わないんだ?」

「…あぁ、それは…」

『ユウリちゃんが暴れたらアジトが壊れちゃうからだよ』

「あコラ、シビルドン!」

「くすっ、分かるかも」

「トウヤまで…!」

「さて、早く行こうか」



「うん」


わたしはプラズマ団に居るよりも彼と居た方が本当の自分を出せるような気がする。
…当たり前か。




トナリ


(トウヤのトナリが)

(心地いい)





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -