Memo

◇ しーん。

なめこ、生えました。〜りりちゃん〜


「よっ、赤也。」

『たるんどるっ!』

「まだ元気だったんすか、大阪の副部長…。」

「元気っちゅーか常に怒っとるっちゅーか…立海んとこのなめこやったら連れてってくれへん?」

「無理。だいたい先輩が手放すわけないし。」

「光!赤也!俺と真田なめこブン太なめこ仁王なめこと離れ離れにさせる気か!?」

『ぷりっ』

『だろだろぃ!!』

「そ、そんなわけないじゃないっすか!なめこ達も先輩と離れたくないだろうし…」

「俺としてはさっさと地に還ってほしいんすわ。」

「こらっ!」

『しなすどっ!!』

『すわすわ。』

「ところで、俺のなめこは生えました?」

「ううん。赤也なめこは生えてない。」

「なんだ…つまんね。」

(生えとったらうれしいんかい…。)

「かわりに蔵兎座なめこなら。」

『kill you。』

「なめこが英語喋った!?」

『だC〜?』

「また変なのが増えよった…。」

『やんなぁ。』

「ええ…と、あ、あいあむ…あかやきりはら!」

「なんで英語で返そう思うてんねん。」

『?』

「しかも発音悪すぎて通じてへん。」

「なんだよ!ちゃんと聞いとけよ!」

「赤也はそれ以前の問題だからなー。」

『たるんどるっ!』

『kill you。』

「うー…それは分かってんだぜ、死ねって言っているんだろ!」

「極端だな、まぁそうだけど。」

「ま、しゃーないっすわ。」

『さー?』

「くっそー!柳先輩に英語習うから覚えとけよ!!」

『みそみそ!』

「あ、帰っちゃった。」

「アホやな…。」

『たこやき?』

「これからだったのになー、なぁリリなめこ。」

「…また妙な名前を。」

「ほら蔵兎座って蔵と被るじゃん。」

『えくすたしー!』

「まだおったかセクハラなめこ。」

『えくすた!?』





ひさびさでした。
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