Memo

◇ しーん。


なめこ、守られます。〜期待します〜


「光、明日うちの家に泊まらない?」

「…………はい?」

「だからうちの家に泊まらない?明日、親いないから。」

『やんなぁ。』

「い、いやいやいやなに言うてますのっ!!」

「親も誰か信用できる友達を泊めたほうが安心できるって言ってるし。」

『こしまえ?』

「なめこ達も喜ぶだろうし。」

『すわ。』

「……せ、せやけど、」

「別に用があったり嫌だったらいいんだけど…」

『ぬー?』

「い、嫌なわけないやないすか!用もあらへんし…」

「ならいいじゃん!!」

『だろぃ!』

「…ほんまに、俺でええんすか?部長とか謙也先輩の方がええんとちゃいます?」

「馬鹿だなぁ、俺は光がいいんだ。」

「…先輩、」

「だって光、なめこ達をまとめるの上手いし、なめこ達と仲良いし、なめこ達を守ってくれそうだしっ!!」

「…な、なめこ…」

「俺一人じゃこの可愛いなめこ達を守り切れるか不安だし!」

『だC〜?』

「………」

『ぷり。』

「じゃ明日、待ってるから!」

「やっぱやめてもええですか?」

「なんでっ!?」




(あのなめこ馬鹿に期待した俺がアホやった…!)

『すわすわ。』



全ては君たち(なめこ達)のため!
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