髪は蜂蜜色の甘い輝きを放ち、風に撫でられ、波がうつ度に周囲の視線を集めていた。ビー玉のようなくりくりした瞳はまるでこの世のすべてを見透かしたように宙を見据えていた。動作の一つ一つがその瞬間瞬間を確かめるようにゆったりと動いていた。まるで絵本の中から飛び出してきたお姫様みたいだった。私は彼女にそう告げると「這い出てきたゾンビと言われた方が何億倍もいい」と吐き捨て去っていった。(アンドロメダ)誰かが彼女のことをそう言った。-----銀と金の出会い(´^ω^`) 「#オリジナル」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -