幼少編(日本)



17


担任「それじゃあこの式を、綱吉君」

ツナ「は、はい。えっと…『2×8』は…10?」

美鈴「(それ、足してるよ)」

ベル「(掛け算もできねーの?)」

担任「残念。それじゃあ悠里ちゃん」

美鈴「16でーす」

担任「正解です。それじゃあ次は鐘君」

ベル「んー…『3×7』は21」

担任「うん、正解。二人ともちゃんと勉強してあるね」

ツナ「二人ともすごいね」

美鈴「それほどでもー、あるかー!」

担任「それじゃあ最後に、少し遊んじゃいます。解ける人だけでいいですよ」

『12×14』

生徒「えー」

生徒「わかんなーい」

グチグチと言う生徒たちの中、手を挙げるのが二人。

ツナ「え、悠里ちゃん鐘君?」

担任「分かるの?」

二人「168」

全員「え!?」

担任「あ…当たってる…」

全員「えーー!?」

美鈴「(いや、うん、余裕だし)」

ベル「ししっ♪」

女子「イタリアの学校って進んでるのかな」

男子「すごいね!」

美鈴「(この程度、ヴァリアー入る前には知ってたよ)」

ベル「(王子天才だから)」

こうして二人は無事に転入初日を迎えた。

え、はしょったって?

気のせいじゃないかな?

美鈴「ナレーションの問題なのか作者の問題なのか…」

ベル「例え作者でも殺るのはナレーションだな」

!?

ダッ(逃)

美鈴「今度は逃がさない(ダッ」

パッセロ「はしょってるのは作者だぜ☆」



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