幼少編(イタリア)
64
〜???〜
XANXUS「ハァ…ハァ…。じじぃ、ここまでやるとは思わなかったぜ」
9代目「家光はお前を殺すなといってくれた。だが、こうなってしまった以上は私がやらなくては…」
XANXUS「やっと本性を出しやがったな!!」
9代目「XANXUS、なぜお前は…」
XANXUS「うるせぇ!! それはお前が一番よく知ってるはずだ!! なぜならオレは――」
スクアーロ「っっ!!」
XANXUS「分かったらかっ消えろ!!」
9代目「……皆すまない。やはりわしには…」
ボッボッボッ
カッ
XANXUS「なんだこの技は!? ぐわぁぁ!!」
ビキビキビキ
スクアーロ「ハァ…ハァ…(XANXUS…)」
タタタッ
スクアーロ「っっ!!」
美鈴「スクアーロ、ボス!!」
ルッスーリア「大丈夫?」
スクアーロ「おめぇら、すまねぇ……」
ベル「ボスはどこだよ」
スクアーロ「あそこだぁ」
全員「っっ!!」
スクアーロが指した先にあったのは、氷付けにされたXANXUSの姿。
マーモン「どうなっているんだい」
レヴィ「ボスぅ!!」
美鈴「氷なら私が、私の錬金術で(パンッ)……く、崩れない…ならこれは(パチンッ)……そん、な…効かない……」
誰が何をしても傷1つつかない氷。
XANXUSを助ける手段は、皆無だった。
スクアーロ「もうすぐ他の奴らが来る。急いで出るぞ」
美鈴「で、でもボスが」
ルッスーリア「この氷ごと行くのは無理よぅ」
レヴィ「ふざけるな!!」
ベル「諦めなよレヴィ。姫もさ」
美鈴「……ボス、ごめんなさいっ」
スクアーロ「行くぞ」
タタタッ
男「大丈夫ですか9代目!! っっ!? これは一体!?」
9代目「XANXUSを地下に幽閉しておけ。厳重にな」
男「はっっ」
←/
→
しおり