幼少編(イタリア)
56
〜ボンゴレ本部〜
美鈴「とうとう来たね」
スクアーロ「うまくやれよ」
美鈴「もち」
美鈴がフードを被ると、一瞬にして黒猫に変わった。
全員が呆気に取られるなか、彼女は門の前に立った。
美鈴「みゃおん♪」
門番「ん?」
門番「なんだこの猫」
彼らの視線が美鈴に向いたとき、美鈴の右目が光った。
すると、中から次々と人が出てくる。
ベル「うわ、すんげ」
ルッスーリア「次々と美鈴ちゃんのところに人が集まっていくわ」
マーモン「一体何をしたんだ?」
そして、人々の中心にいる猫がくるりと宙返りをした。
XANXUS「合図だ。突入するぞ」
全員「(今のが合図!?)」
突っ込んでる暇があったらさっさと入りなさい。
美鈴「(よし、みんな入ったな。行くよ)」
猫が大きく飛んで、地面に着地する。
刹那、眩い青白い光が辺りを包んだ。
それが晴れたとき、彼女の周りにいた人間は全て、地面から突き出た突起に串刺しにされていた。
それを確認すると、猫が美鈴へと戻った。
美鈴「さ、私も突入♪」
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