幼少編(イタリア)



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〜ボンゴレ本部〜

美鈴「とうとう来たね」

スクアーロ「うまくやれよ」

美鈴「もち」

美鈴がフードを被ると、一瞬にして黒猫に変わった。

全員が呆気に取られるなか、彼女は門の前に立った。

美鈴「みゃおん♪」

門番「ん?」

門番「なんだこの猫」

彼らの視線が美鈴に向いたとき、美鈴の右目が光った。

すると、中から次々と人が出てくる。

ベル「うわ、すんげ」

ルッスーリア「次々と美鈴ちゃんのところに人が集まっていくわ」

マーモン「一体何をしたんだ?」

そして、人々の中心にいる猫がくるりと宙返りをした。

XANXUS「合図だ。突入するぞ」

全員「(今のが合図!?)」

突っ込んでる暇があったらさっさと入りなさい。

美鈴「(よし、みんな入ったな。行くよ)」

猫が大きく飛んで、地面に着地する。

刹那、眩い青白い光が辺りを包んだ。

それが晴れたとき、彼女の周りにいた人間は全て、地面から突き出た突起に串刺しにされていた。

それを確認すると、猫が美鈴へと戻った。

美鈴「さ、私も突入♪」



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