幼少編(イタリア)



13


モグモグ

ルッスーリア「そう言えば美鈴ちゃん、さっきイタリアってことにビックリしてたけど、どうして?」

美鈴「ふにゅ…私、日本人だよ! ちょといろいろあって、ヒコウキに乗って友達の家に行こうとしたんだけど……」

ルッスーリア「間違ってイタリア行きに乗っちゃったのねぇ」

美鈴「(コクリ)」

もぐ……

ベル「ひーめっ」

ぎゅっ

美鈴「ふにゃぁっ!? ひ、姫?」

ベル「そ♪ オレ、王子だから、お前は姫」

美鈴「王子? 何で私が姫!?」

ベル「気にしない♪」

美鈴「気になる……」

スクアーロ「ゔお゙ぉい、それで何でテメェは血塗れだったんだぁ」

美鈴「……ご飯は、美味しく食べたいよ」

ヒュッ

美鈴がスクアーロに向かって何かを投げる。

スクアーロ「んん(な、なんだぁ!?)」

彼の口の中には、おにぎりが投げ込まれていた。

美鈴「日本の食べ物だよ? おいしいよ(ニコッ」

スクアーロ「………(汗)」

美鈴「それ以外だったら質問いいよ!」

ルッスーリア「私はないわ」

ベル「オレも」

マーモン「僕もだよ」

スクアーロ「(ゴクッ)オレもだぁ」

美鈴「だから声おっきいって(ヒュッ」

スポッ

スクアーロ「んん!?(またかよ!)」

ルッスーリア「(美鈴ちゃんって、ケッコー毒舌ね…)」

ベル「(コントロールいいじゃん姫)」

美鈴「じゃ、じゃあ、私から質問いい!?」

マーモン「構わないよ」

美鈴「ここはどk(バンッ」

台詞を遮って開かれた扉。

そこから現れたのは…



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