幼少編(イタリア)
12
ルッスーリアが夕飯を作り始めて10分。
医務室には、美味しそうな料理が並んでいた。
ベル「起きろ、おーい」
「ふにゅ…ご飯のにおい」
マーモン「用意できてるよ」
「…………?」
マーモン「どうしたんだい?」
「イタリアン」
ベル「何当たり前のこと言ってるの? ここイタリアじゃん」
「え…? ここイタリアなの?」
全員「はぁ!?」
「日本じゃないんだ……。だから黒髪いないんだ…」
スクアーロ「ゔお゙ぉい、ガキィ! ふざけてんじゃねぇぞ!」
「ふざけてないもん。それに銀髪! 私はガキじゃないもん!」
スクアーロ「ゔお゙おぉい! テメェこそその呼び方なんだぁ! オレはS・スクアーロだぁ」
マーモン「そう言えば自己紹介がまだだったね。僕の名はマーモン」
ベル「オレ、ベルフェゴール。みんなはベルって呼んでる」
ルッスーリア「あたしはルッスーリアよ。ルッス姐って呼んで」
「しゅく、しゅっスクアーロ、マモちゃん、ベル、ルッス姐でいいの?」
スクアーロ「オレの名前で噛みすぎだぁ!」
ルッスーリア「それで、あなたの名前は?」
美鈴「みれい! 五月美鈴って言うの!」
ルッスーリア「美鈴ちゃんね。さ、ご飯食べましょ」
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