SSシリーズ
2020/07/19 19:09

※もしヨハンが人の名前を覚えるのが苦手だったら。

「二十代!!」
「確かに一部の視聴者は俺をそう呼ぶ人もいるけど…十代だ!」

「亮!!」
「僕は翔だよ。亮だとお兄さんだよ…。」

「ティラミス剣山!!」
「それだとケーキザウルス!俺の名前はティラノ剣山だドン!!」

「えーと、雪崩さんとアスリン?」
「惜しい。僕は吹雪だよ。」
「兄さん。全然惜しくないわ。あと次アスリンって呼んだらぶつわよ。」

「千丈目ー!!」
「万丈目だ!!位が一つ足りん!!」

「君はプロデュエリストの…!!確かエロ・フェニックス…」
「エド!!フェニックスだ!!二度と間違えるな!!」


※本気のデュエルをしない夢主。その理由は…

「どうして君は本気のデュエルをしないんだ?」
『なんでそう思うの?』
「どことなくデュエルをしている君はなんだか楽しくなさそうなんだ。」
『ダメよ…私が本気のデュエルをしたらみんな離れて行っちゃう…』
「そんなことあるはずないだろ!!」
『ヨハン…』
「それじゃ早速やろうぜ!本気のデュエル!!」
『うん!!』

『先攻は私!!ふふふ……』
「うん?どうした?」
『あはははは!!私はぁ!!モンスターを!!通常召喚!!』
「え?ちょっと…」
『私はカードを伏せてぇ!ターンエンドォォォォ!!さぁ!ヨハンのターンよ!私を楽しませなさい!』
「あ、あぁ…」


『あー楽しかった!久々に本気を出せたよ!ありがとうヨハン』
「…君が楽しいならよかったよ。」
『また本気のデュエル受けてくれるよね?』
「…あぁ。」

優しいヨハンは豹変した彼女にはなにもいえなかった。




prev | next





comment


prev | next





comment form

Name

E-mail

URL

Massage

PASS



Master only?






×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -