「う うーん……」

どうやら道に迷ったみたいだ…。

一之瀬君にアメリカエリアに遊びに来て欲しいといわれて来てみたのだが、

(アメリカエリア…広いなぁ)

もう一之瀬君に会うのも危うい。

「困ったなぁ、」

「どうかしたのか?」

「へ?」

振り向くと見覚えのない二人がにこにこしながら立っていた。

「困ってるみたいだネ!!me達でよければ話をきくよ!!」

「ディラン それはniceなideaだ」

彼等は、アメリカ代表……?なのかな。

「実は…道に迷っちゃったんだ」

「そうだったのか アメリカエリアは広いからな」

「どこに行きたいの?」

地図をみせてここっとアメリカ代表の合宿所を指す。

「wow!!me達も今から帰るとこなんだ!!」

「ああ 一緒に行こうか 君の名前は?」

やっぱりアメリカ代表なんだ。

「僕は吹雪士郎 宜しくね」

「俺はマーク こっちは

「meはディラン!!宜しく フブキ!!」

親切な人っているんだな。

まだこの島に来て一週間もたってなんかないものだから不安だったけど二人に出会えて良かった。

それに

(はやく一之瀬君に会いたい)

「フブキはJapanese?」

「え うん 僕 日本代表なんだよ」

にっこり笑ってみせるとディラン君は身を乗り出してきた。

「じゃあ もうすぐme達と試合だね!!」

「ああ 楽しみだな あ もしかしてアスカやカズヤを知ってるんじゃないか?」

マーク君がそういうとディラン君は「そうなの?!」と言ってきた。

「うん!!もちろん 今日は一之瀬君に会いに行くんだ」

「wow!!」

「フブキ…フブキ あ カズヤのお気に入りって彼じゃないか」

「そういえば!!名前一緒だね!!」

「え え?」

「よくカズヤが フブキは可愛い とか フブキに会いたい って言うからつい女の子かと思ってたんだ」

「なるほどね!!確かに可愛いよ!!」

「ちょ ちょっと…や やめてよ」

一之瀬君たら、しょうがないなぁ。






「あれ 遅かったな」

そんな話をしていたらもうアメリカ代表の合宿所についてしまった。

二人に玄関へと案内されると土門君が待っていた。

「アスカ フブキだよ」

「あれ 本当だ 久しぶりだな!」

「うん 久しぶりだね」

なんだか土門君に会えただけでも嬉しいのにこれから一之瀬君に会うと思うと胸がドキドキする。

「一之瀬なら もうすぐ

「土門 誰か来たの?」

奥から懐かしい声がする。

(い、一之瀬…一之瀬く)

「ほら 一之瀬 吹雪来たぞ」

「な、吹雪が!!!」

バタバタと奥から足音が聞こえる。

「カズヤ 慌てすぎだな」

「me 見てられないよ」

「一之瀬君!!」

僕は体が待ってられなくて勝手に動いてしまった。

「吹雪!!」

彼が目の前にきた瞬間に抱きつく。

「wow!!熱いね!!」

「全く…お前等本当に何も変わらないな」

「日本でも彼等はこんな感じだったのか?」

「ああ これよりひどかった」

一之瀬君は周りなんか気にせず僕に軽くキスをしてくれた。

「会いたかったよ……吹雪!」

「一之瀬君……僕も会いたかった」

そしてまたお互い痛いぐらいに抱きしめる。

「たく、見せつけんなよ」

「meは気にしないよ!!」

「ディランが気にしないなら 俺も」

「いや 気にしろよ」























(もうずっとこうしていたい)










**********

なんか二人の絡みが……す 少ない…
ディランとマークって本当にいいコンビ


request thank you!!

また宜しくお願いします




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