「ここの作戦を確認してくれ」

鬼道君が僕や豪炎寺君、風丸君やキャプテンにメモを渡してきた。

「なぁ ここの隙間はどうするんだ?」

風丸君が鬼道君にきく。

「みんなそれよりはやくサッカーやろうぜ……!!」

「円堂…ちょっとは我慢しろ」

豪炎寺君がキャプテンの肩をぽんぽんと叩く。

「だってはやくサッカーやりてぇもん」

「キャプテンは本当にサッカーが好きなんだね」

僕がそういうとキャプテンはにっと笑った。豪炎寺君もくすっと笑う。

「当たり前だろ!!」

僕もにこにこする。

今日は天気もいいから本当にサッカー日和だ。

「フブキ!!」

いきなり名前を呼ばれて振り向く。

「ふぃ、フィディオ君?!」

「やぁ 奇遇だね!こんなところで会うなんて……!!」

息をきらしているようだ。

ランニングでもしてたのかな?

「本当に偶然だな ジャパンエリアをランニングコースにしていなかったならな」

鬼道君がグサッと突き刺さることを指摘した。

「は はは……なんのことかな」

「フィディオ!!サッカーやろうぜ!!」

キャプテンはフィディオ君が来てテンションMAXみたいでうずうずしている。

「ああ そうさせてもらうよ」

「全く フィディオは調子いいな」

風丸君が肩をすくめて笑うとキャプテンやみんなはグランドへ走っていってしまった。

「もちろん フブキもするよね?」

手を差し出されてどきっとする。

「うん…ありがと」

フィディオ君の手を握ればあったかくて胸がふわふわした。

その瞬間フィディオ君に腕を引っ張られて抱き寄せられる。

「わっ……!」

「フブキ、ずっと会いたかったよ」

耳元でそっと囁かれるとむずむずする。

「く くすぐったいよ…?」

にっこり笑えば彼もにっこり笑う。

「ねぇ…キスしていい?」

僕は顔がきっと真っ赤になっている。

「フィディオ君が……君がそうしたいなら……」

目を瞑る。

君と重なる五秒前。






















甘いキスはいかが?
(あったかい君とのキス)










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か 絡みが少なくてすいません…

フィディオと吹雪の甘い感じが
伝わればとか…思ってます


request thank you!!

またよろしくお願いします




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