「何かご用ですか?」

頷けばこいつはにこにこ嬉しそうに笑う。

「実は今日、家に誰もいないんだ」

「え」

「フクさんや夕香はいない」

「えと 何故それを俺に?」

虎丸は大きな可愛い目をくりっとさせて首を傾げた。

「つまり 家に来ないか虎丸」

「い いいんですか?!」

「もちろんだ」

虎丸は目を輝かせた。

「俺、俺楽しみです!!豪炎寺さんの家!!」

「ああ 俺もだ」

そう言って頭を撫でる。

虎丸は頬を赤らめてにっこり笑った。






「気おつけてね」

その話を吹雪さんに言うと心配そうに苦笑した。

「何をですか?」

「え、だって……」

「あ!!大丈夫ですよ!!泥棒なんて豪炎寺さんがやっつけてくれますってば!」

「ち 違うよ」

またも苦笑されてしまった。

「?」

「とにかく気おつけてね…」

とお尻をぽんぽんと叩かれる。

「……は はぃ」

俺は首を傾げる。

(何が言いたいのかなぁ…)






「うわぁ!!凄い広いですね!!」

俺はリビングにつくと大きなソファに飛び込んだ。

「いいなぁ!!豪炎寺さん羨ましいです」

「はしゃぎすぎだぞ 虎丸」

そんな俺の横に座ると頭を撫でてきた。

「……?豪炎寺さん?」

「今日はゆっくりしていってくれ」

「もちろん!!そのつもりですよ」

にっこり笑う豪炎寺さんに抱きつく。

「ごーえんじ…さん」






















せすぎてんじゃう
(もっともっともっと幸せになりたい)










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豪虎コールがあったので(笑)
コールありがとうございます

一応この後続く予定です

やっぱり虎丸は可愛いなぁ…




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