「べたべた、しよう」

「は?」

久しぶりに練習が早く終わったので不動の部屋で寛いでいたら、これだ。

俺は冷めた目で不動を見つめる。

「どうした、壊れたか?」

「ちげぇーよ」

不動はちっと舌打ちをすると座っている俺の肩に寄りかかってきた。

「お、おい」

「いいんじゃね…?たまには」

不動はそういうとにっこり意地が悪そうに笑った。

(な…なんだ)

なんというか、不安だ。

不動はいつも俺の了解なしに色々と、その色々と何かいやらしいことをしてくる。

今日もそう、なのか?

「ふ、不動…」

「んだよ」

「何を企んで……」

「鬼道ちゃん、顔真っ赤」

そういうと頬にキスされた。

ゴーグルを馴れた手付きで外される。

「鬼道、」

あ、この雰囲気はヤバい。

「きょ、今日はダメだ!!」

「は?ヤらねぇよ」

その言葉を信じていいのか、いけないのか……俺はじぃーっと不動を見る。

「ヤらねぇって、年がら年中お盛んなわけじゃねぇーし」

「そ、そうか……なら いいんだが」

「つか そういうこと思う鬼道ちゃんもお盛んだな」

「ち、違う!!別に俺は!!」

「はいはい、わかりましたわかりましたー」

くすくす笑う不動。

俺は顔がみるみる赤くなる。

「ま、今日はキスだけさせて」

仕方ないな。

とか思って目を瞑れば、すぐにキスされた。

ああ、甘い。






















いつもと変わらないお前と俺
(それがいいんだと気づくのはもっと先)










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不鬼です、

うわぁあ、下品でごめんなさい……
不動ちゃん攻も可愛いなあ





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