※性的表現あり










いつだってそうだ。

いつだってお前はわけもわからず他人のところに行ってにこにこして、

今日だって俺と話してたのにヒロトに呼ばれたらすぐに行っちゃうし……

この前は俺が呼んでるのに豪炎寺と仲良く話したりして……一体、何を考えているんだよ。

(俺達……恋人だろ?)

「吹雪」

「なぁに?」

「ちょっと、いいか?」

今、吹雪は円堂と仲良くお話中だ。

「うん、ごめんね キャプテン」

さすがの吹雪も俺の異変に気づいたみたいだった。

俺は吹雪を部屋に招き入れるとドアの鍵を閉める。

「どうかしたの……?」

「……」

吹雪はふわっと心配そうに笑う。

(あぁ、たく 可愛い奴め)

そんな吹雪を抱きしめて耳元で囁く。

「お前は俺のこと、本当に好きか?」

「え、?」

吹雪は驚いたのか体がびくっとなる。

「好きだよ」

ああ、そうだよな

「愛して……くれてるか?」

「もちろん、愛してるよ」

即答だった。

「俺達……恋人だよな?」

「うん!」

またふわっと笑っている吹雪はおそらく嘘なんかついてないだろう。

(不安……だが)

頭を撫でてやると俺に抱きついてきた。

「キス したいな」

「……わかった」

吹雪が甘えてきたので微笑んでキスをしてやる。

ちょうどいいところにベットがあったので吹雪をそこに押し倒した。

「わっ、!」

「なぁ、」

驚く吹雪の耳元で囁く。

「シていいか?」






「ぁ…ぅ あ か かぜまるく、」

一気に奥まで挿れて動かせば可愛いらしいお前の喘ぐ声と水音が響く。

「ひぅ、ぁあ」

「気持ちいか……?」

ボロボロと流す涙を舐めてやると吹雪ははぁーはぁーしながら頷いた。

「き、もち……よ」

「………」

吹雪は何度も何度もその言葉を繰り返してきた。

(……吹雪)

本当に気持ちいって思ってるのだろうか、イライラする。

いつか俺以外の誰かと

こういうことしちゃうんじゃないだろうな?吹雪……

俺は動きを止めた。

吹雪は首を傾げてくる。

「お前、何で……他の奴のとこなんかに……いくんだよ」

「え、?」

自分でもびっくりするぐらい低い声で自分でもわかるぐらい震えてかすれた声だった。

頭がふわふわしてきた。

あ マズい余計なこと言いそうだ。

「お前は俺のものだろ!吹雪!!」

腰を激しく動かす。

「か……かぜま、く……ぁあ」

もうどうにでもなれと激しく突く。吹雪は苦しそうに相変わらず喘いでる。

「俺の……傍にいて、くれよ」

「かぜまる、くん……」

吹雪は手を伸ばして自分でも気づかなかった涙を指で拭ってくれた。

「僕は……風丸君の…傍にずっといるよ」

「吹雪……」

なんだか自分の嫉妬が恥ずかしい。

そんな顔をみられたくなくて吹雪に深いキスをする。

「……風丸くんが、好きだよ」

嘘をつかない吹雪の言葉は、

「俺もだ、吹雪」

俺をまた安心させてしまう





















結局も、わらないんだ
(そう言うお前はまた同じことを繰り返す)










----------

風吹です、
「吹雪が天然で他の人のところに行っちゃうのに嫉妬した風丸さん」……
えと、なってますか…??((泣

なんか本当に何がどうなっちゃったのか
私自身わかりません…

ただ、風吹のR指定ははじめてだったので
なんだかうきうきしながら
書かせていただきました!

素敵なリクエストありがとうございました!
これからもよろしくお願いします




110523

「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -