豪虎 「やりましたよ!!豪炎寺さん!!」 俺に飛びついてきた虎丸は嬉しそうににこにこ笑う。 どうやら円堂とのPKに勝ったみたいだ。 「良かったな、円堂からゴールを奪うなんて凄いじゃないか」 「ふふん、もっと褒めてください!」 なんて言ってる。 「……何か褒美をやろうか?」 「…ご 褒美ってことですか?」 頷くと虎丸はぱぁあっと目を輝かせる。 「欲しいです!!」 「何が欲しい…?」 あえて本人にきいてみる。 「そうだなぁ……う うーん」 「ないなら いいんだが」 「あ あります、ありますってば!」 「ほぅ…?じゃあ 何が欲しいんだ?」 虎丸はむぅうっとして頬を赤らめる。 「き き………す」 予想通りの答えに微笑むと虎丸の赤くなった頬にちゅっとキスをする。 「ぁ……く 口が いいです」 恥ずかしいのか俺に抱きついて顔を隠している。 「顔を上げないとキスできないんだが?」 耳元で囁く。 ちょっとこちらをみた虎丸は涙目だった。 (しまった………いじめすぎたな) --------------- ぐぁああ………豪虎好きだぁあ 好きで仕方ない!! 虎丸が可愛いすぎて死にそう 110520 |