※照風、基緑要素有 「緑川、相談って…どうかしたのか?」 いきなり緑川が涙目で俺に相談したいことがあると言ってきたので何事かと思いグランドの隅で話しているのだが、 「風丸は、えと……誰だっけ…」 「アフロディ…?」 「そう!アフロディ!!」 緑川はうんうん、と頷く。 「どう?」 「な 何が……?」 「上手くいってるの……?」 緑川は興味津々にきいてくる。 「何でそんなこと、きくんだ?」 確か、緑川はヒロトと付き合っているはずだ。 ちらっとヒロトを見るとこっちをじっと見ていたので何だか嫌な汗が出てきた。 「え、い いや、その……なんていうか」 「ん?」 「どど どこまでいったかな、…み みたいな」 「ああ……」 まぁ、確かにこんな話が出来るのは俺ぐらいだろう。 「やれるとこまでは、」 「え、か 風…丸 大人な なの?」 どういう意味での大人かよくわからないがどっちにしろ嘘ではないので苦笑しておく。 「か 風丸」 肩にぽんっと手を置かれる。 「ヒロトが何もしてくれない」 ちらっとまたヒロトを見るとまたじっとこっちを見ていた。 というかあいつ、ずっとこっちを見ているんだなきっと。 「俺……なんかヒロトが優しすぎて怖いよ」 「……そうか」 緑川、俺も今怖いよ。 「でも、それって緑川を大事にしてくれてるんじゃないのか?」 「え、」 こうやってずっと緑川の様子を伺っているのも緑川が心配……つまり俺に何かされないか見張っているわけなんだし、 「もっと、自信持っていいんじゃないか」 「風丸……」 「アフロディも最初は何もしてこなかったしな」 「え あの人も?!」 頷く。緑川はにこっと笑った。 「アフロディも風丸を大切にしてたんだね」 くすっと笑う。 「ああ、そうだな」 似てる、彼の彼と俺の彼 (大切にされるのはみんな同じ) ********** 相談している感じにしてました お互い恋人が大好きなんですよね、 きっと! リクエストありがとうございました またよろしくお願いします! |