※性的表現あり











「なんか、良いにおいがする」

アフロディは俺の着ていた制服のボタンを開けながらふと、そんなことを言ってきた。

「風丸君 香水つけてるの?」

「つけてない、が……?」

「うーん……」

もしかしたら服の洗剤のにおいかもしれないし、俺の使っているシャンプーのにおいかもしれない。

「気にくわないんだよね」

「……は、?」

「そうじゃないか、だって……君のにおいなんか僕のにおいになればいいのに」

そう言って強引に口を塞がられた。

「あ あふろ、でぃ……」

「僕のにおい、と君のにおい 混ざるとどんなにおいかな……」

「……ま まて ちょっと」

「待ちたくない」

ズボンを下ろされ俺はほとんど裸だ。

「何に興奮した…?」

耳元で囁かれる。

「こんなに溢れてきちゃって、」

俺のを撫でるように触ってくるこいつは容赦なく耳まで舐めてくる。

耳元できこえるぴちゃぴちゃとしたアフロディの舐める音がくすぐったい。

「ぁぁ、ふ……ぁ」

「気持ちいの?」

なんだか視界が歪んできた。

(あ、アフロディのにおいがする……)

彼に抱き付いた時、ふわっと甘いにおいがした。

「挿れるよ、風丸君…」

いつの間に俺の中心を弄っていたのか、

「ま、まて」

俺の意志を無視してアフロディは俺の中に一気に挿れた。

いつものことだがかなり痛い。

「ぁ、ぁ……っい いた」

俺の目から涙がボロボロ零れていく。

「痛いの?大丈夫……?ごめんね」

アフロディが優しく俺を抱きしめて耳元で囁いた。

俺の耳には嫌らしい水音とアフロディの吐息しかきこえない。

「キスし……たい、」

「いいよ、しよう」

俺が手を伸ばすとアフロディはぎゅっと握って深いキスをしてくれた。

(なんだかんだ言って、俺はこいつが好きだ)

強引なとことか、見た目と違って凄くかっこいいとか可愛いとか……他にも色々あるけど、

「アフロ……ディ すき、だ」

その言葉をきいて微笑む彼。

「僕も君がすき、愛してる」






















すき好き愛してる
(そんなのはじめからわかってた)










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照風、どうでしょう……
本当に照風難しいですね!



リクエストありがとうございました
またよろしくお願いします!





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