今日は朝から眠い。

(昨日はちゃんと寝たのに、なんでだ?)

そんなことをぐるぐる考えてたら吹雪が横に座ってきた。

「ふぁ 眠いね」

眠いのに「眠いね」なんて欠伸して言われたらら余計に眠くなるだろうが。

俺は吹雪の欠伸につられてうとうとし始めた。

「あれ 不動君 眠いの?」

そのまま吹雪の肩に寄りかかってしまった。

(くそ、眠ぃから……体がコントロールでき……)

俺の意識はそこで途切れた。






「ぅ……ん?」

目を開けると視界が真っ暗だった。

後、俺は何か柔らかいもんを枕にしてるみたいだ。

例えれば、ふにふに…?

とにかく悪い気はしない。

(なんだかよくわかんねぇけど、気持ちい)

「不動君、起きた?」

吹雪の声が聞こえて起き上がる。

「え、あ…ジャージ」

俺の顔に吹雪のジャージが被ってた。

「気持ち良かった……かな?」

頬を赤らめてきいてくる吹雪に首を傾げる。

「え あ まぁ」

「本当に?僕 初めて膝枕したんだよ」

………ん?

「は?」

「え 不動君 僕の膝で寝てたじゃない」

まさか……あのふにふには……

「………あ あれ てめぇの太ももかよ!!」

「うん!!どうだった?気持ち良かった?」

「ば 馬鹿なこときくな!!」

「だけど否定しないってことは」

「違うからな!!」

そんな顔真っ赤な俺は説得力なんかなくて吹雪はにこにこしてた。

「気持ち良さそうに寝てたのに」






















まるでどもみたいに
(すやすや、むにゃむにゃ おやすみ)










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4位だった不吹です

吹雪の膝枕とか不動が羨ましい…
もちもちのふにふになんだろうなぁ

なんか吹不っぽくなってしまったような
あわわ……




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