「やっぱり豪炎寺さんは凄いですね!!」 「…?」 豪炎寺さんは首を傾げてくすっと笑う。 「何が凄いんだ?」 「今日のシュート!……とかあと、的確な指示とか!あと、あとは」 俺が一生懸命考えていると豪炎寺さんは頭を撫でてきた。 「な……何ですか…?」 「ありがとう 虎丸」 「はい!!」 そう言うと豪炎寺さんはかばっと俺に抱きついてきた。 「お前から言われると嬉しくて堪らないんだ」 「…!!本当ですかっ?」 「ああ…」 俺は嬉しくて抱きしめ返す。 ああ…何て幸せなんだろう。 (過去の……テレビの画面でしか触れることが出来なかった自分に…教えたい) 俺は今幸せだと。 あったかい。 俺は……豪炎寺さん… 「好きです!豪炎寺さん!」 一目惚れでした (あの時は貴方と触れ合いたくて、仕方なかったのに 今は) ***** 可愛くて甘い豪虎がおいしい |