風吹
















「えへへ、」

「ん?どうした吹雪」

「なんでもないよ?ふふ」

吹雪はなんだか笑ってる。

「なんだよ、そんなに笑って」

「だーかーら なんでもないんだよ?」

また可愛いらしく色っぽく笑う。

「たく、何か俺に言いたいことがあるんじゃないか?」

「あれ なんでわかったの?」

「お前がそんな風に笑うのはだいたい言いたいことがある時だからな」

「そっか…えへ」

まただ なんか今日はなんだかずっとにへにへしている。

「で?なんだよ」

「その……えっと」

「ん?」

「ち ちゅう、してよ」

「ふ」

くすっと笑ってやる。

「お望みであれば、いくらでもするぜ?」

「そう、?じゃあ 今日はちょっとオトナになりたいな」

とか言ってまた色っぽく笑う。

「もちろん、」

お前が望むなら




















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色っぽい、か
嬌笑って色っぽく笑うことなんですよね
ああ……なんか色っぽい、かな

こんなオトナな風吹も嫌いじゃないよ!




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