砂糖よりも甘いもの

「うわぁ……」

Lはコーヒーにいくつもの角砂糖を入れる。

「どうかしましたか?」

あたかもそれが普通であるかのようにコーヒーを混ぜ、首を傾げる。

「そんなに入れて甘すぎないの?」

いくら頭を使うからって……と玲音は不思議そうにLに問う。

「えぇ、普通です。それより……」

ちゅっ

「…っ?!」

「玲音とのキスは甘々です。」

―――砂糖よりも甘いもの。

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あとがき
何年も前に書いたものをひっぱり出してきました。
今読むと画面の前で「うわぁ///」ってなりますね。
うわぁ///

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