日常に起きた変化2
「仕事って私は何をすれば…?」
あの日渡された名刺を頼りにオジサマ…否"平井銀二"さんを訪ねる。
「オレの隣で笑ってくれてりゃいい。」
「えっ…?」
「その方が話がうまくまとまるからよ。」
「は…はぁ…」
全く理解出来ない仕事内容。
「どういったお仕事をされているんですか?」
ストレートに聞いてみる。
「まぁ色々だな。だが簡単に言やぁ…」
「"悪党"ですよね。」
突然若い男性が現れる。
「おぅ,森田。」
名前は森田くんと言うらしい。
「銀さんさっきのまるでプロポーズですね(笑)」
ニコニコしながら彼は言う。私も確かに一瞬ドキッとしてしまっていたのだが。
「どうも初めまして。私…」
「玲音ちゃんでしょ?」
自己紹介より先に名を言われる。
「銀さんが教えてくれた。新しい仲間だって。俺は森田鉄雄。同い年みたいだし,よろしくね。」
可愛らしい笑顔を向けられる。
「そうなんだ…こちらこそよろしく。」
こちらも負けじと笑顔で返す。
しかしそんな事より…
「ところで悪党って…?」
森田くんに聞き返す。
「銀さんはね,いつか巨悪に登りつめるんだって。俺達はそのサポートをするんだよ。」
森田くんは普通に言う。
「巨悪??全く話が…」
見えない。
しかし二人は。
「ククク…いつかわかるさ。なぁ森田。」
「そうですね,銀さん。」
笑いながら仲の良さを見せつけてきた。
もしかしたら私はとんでもないところにきてしまったのかもしれない…
変わりすぎた日常にこんにちは。
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あとがき
後半消えて涙目だったのでなんとなくこんな感じだったかな?と思い出しながら書いたため違和感有り…うぅ(´;ω;`)
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[mokuji]
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