Because of lonesomeness 1
「銀さんが帰って来ないの。連絡も取れないの。」
泣きながら玲音がそう言うもんだから。
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「きっとまた大きな仕事でもやってんだろうよ。」
「お前を巻き込まねぇように連絡も絶ってんだろ。」
最初はただ慰めてた。励ましてた。
「でもこんなに会えないなんて初めて……きっと私なんて愛想尽かされて捨てられたんだよっ…!!」
フラフラとたまに遊びに行っていただけなのに、気付けば毎日様子を見に来ていた。
「もう嫌…こんなに寂しいのは嫌…」
日に日に涙の数が増えていく。
「いっそ忘れてしまいたい…」
その言葉で俺の中の何かが切れた。
「忘れちまえよ。」
そう言って玲音を押し倒す。
「忘れ…させて…」
玲音も一瞬目を大きくして驚くものの、そう訴えて俺に体を預けた。
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あとがき
続きます。一旦ここでぶっつり切ります。
この4倍くらいの長さですが、次いつ打てるやら(´;ω;`)ウゥ無駄に忙しくて…すみません;
タイトルは「寂しさゆえに」をエキサイト翻訳で英語にしてきたものです。
だからもう一度訳しなおしたら「心細さのために」になりました。
まぁいいか←
ところで銀さんと赤木さんに愛されたい私は欲張りでしょうか><
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[mokuji]
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