寝言
「おっ?柳が寝てるなんて珍しいな。誰か起こしてやれ。」
「先生ー贔屓ですかー俺なんて叩き起こされたのにー」
「だ ま れ。お前も贔屓されたかったら柳みたいな点数取ってみろ!」
「ちぇっ…おーい、柳ー」
ゆさゆさ
「んぅ…あっ…ダメだよ平山くん…」
「「…っ?!」」
クラス全員の視線が平山へと集まる。
起こそうとしていた男子生徒も思わず柳から離れる。
「そんな大きいの…通らないよぉ…」
「「え…平山くんと柳さんって…」」
ざわ…ざわ…
「あ…通った…これでひとつになったね…むにゃむにゃ」
「ほぉーお前らはそんな事を…」
「えっ…ちょっ…先生、違っ!起きろ柳!!」
「後でお前職員室な。柳みたいな真面目な奴をたぶらかすなんて…全く、覚えてろよ?」
「…ヤメロー!!シニタクナーイ!!><」
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―――寝言の正解
「(相手の捨て牌を見て)そんな大きいの…通らないよ…」
「あ…通った…(待ちが)これでひとつになったね…むにゃむにゃ」
という対局している夢を見ているヒロインでした。
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あとがき
ちょっと無理がある気もしますが、幸雄はこう不憫な役回りだとかわいいなぁって思いますv
チャンタ狙いっぽくてしかも上の方が危なそう、とかそんな場面のつもりです←
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[mokuji]
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