もっと

「あ、標くんっ!」

最近よく見かける男の子に声をかける。

「こんにちは、玲音さん。」

「今日もお見舞い?偉いね!」

いつもお見舞いにきているらしい。

「玲音さんはお変わりありませんか?」

心配そうな顔をして標くんは私を気遣ってくれる。

「うん、変わらないよ!体調も、私を取り巻く環境も…」

そう言って玲音は悲しげな笑みを浮かべる。

「ねぇ、標くん。こんなに毎日色々と何かが起きてるのに、世界は変わらないね。」

「……」

「標くんは世界を変えたいって思ったことある?」

「…うん、あるよ。」

「どんな世界に?」

「もっと…」

―――もっと玲音さんが笑顔になれる世界に。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

(え?私??)

(うん…)

(じゃあもっと社会福祉を…病人はつらい><)

(そうだね)

(でもまぁそんな事より…)

(…?)

(こうやって標くんと一緒にいられるだけで幸せだよ!)

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

あとがき
きっとヒロインは病気の関係で国と戦ったりしてるんだよっ!←

なんか脈絡のない話でごめんなさい°・(ノД`)・°・

ただ標様夢を書きたかったという←←

そしてきっと零とばったり会わないように気を付けながらミツルのお見舞いとかしてたらいいなっていう妄想笑"

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