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「おめでとう!ギアステーションへの内定決まったんだって?」

「はい!二ヶ月後からお世話になります。バトルサブウェイに配属になるかはまだわかりせんけど。」

「大丈夫、ぼくらが口添えしとく!ヒメが来てくれたら即戦力だしすっごく助かる!」

「ふふっ、ありがとうございます。」

クダリさんの言う通り、つい昨日ギアステーションへの内定が決まった。元々バトルが大好きでバトルサブウェイには通い詰めていたので、この内定はとても嬉しかった。そして私はこの目の前の白いサブウェイマスターさんに片思い中なのだ。

「じゃあぼくそろそろ行くね。」

「はい、またスーパーダブルに行きますね。」

「うん!待ってるね!あと、二ヶ月後にぼくらの執務室で会えるのも待ってる!」

ちゅっ、と音をたてて私の額からクダリさんの唇が離れた。ばいばい!と走って行くクダリさんを見つめながら心拍数が急上昇するのが分かった。力が入らず額を抑えてその場にへたり込んでしまった。

「・・・っ、もう、クダリさんのばか。」


(額へのキスは祝福の意。)


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