ねためも | ナノ


TOA




これは愛でないことを彼に教えてやりたかっただけなのだ。それなのに薄く笑い「嘘、」なんて、
「アッシュ、なあどうして」
焦点の合わない目がエメラルドのように深く光を放っているのに、頬を両手で包み込んでもそれは掴めないのである。あのとき見せた微笑みが嘘偽りなければ、アッシュはまだ、正気でいられたのだろうか?

(冷たい青色の閃光、刃先を己に当てて「幸せ?」と問われる)





110923 忘られぬ裏切り




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