ダンボール戦機……安心して眠ってよ。あのときみたいに怖がることないから、…………でも水の中に沈めた鉛のようにきみはあがってこない……、と、僕は目を開けている。酸素を取り込むことをしている。チューブの、管の、中をとおってきみの体の中に溶け込んでしまいたいって、思う朝にきみは見つからない、僕がきみと金属のつながり無しに意識を交わらすことができたら、いいのにな(それはまったく虚構だよ)110921 まどろみの共有