ねためも | ナノ



豪炎寺が援交してる






「さようなら」
俺はもう二度と会わないだろうひとりの大人と本日何度目かのキスをして別れた。不味いなあと思いながら洗面台に行き口内を洗浄して嘔吐、また洗浄。毎度のパターンでそろそろ飽きる。
ああいったキスなんていう他愛もない行為だってあの人の前では意味を持たないのだろうと思うとベッドの中でいつも俺はもの悲しい気分になるのだ。俺は大人の手しか知らないから、汚れたものはあの人には似合わないし今更何をできる訳でもない。もう遅い。
「あー」
ひとりになったら決まって言うことがあった。最近の口癖だ。あの人が絶対に言わないような、それでいて俺には強制する、
「はやく死にたい」






あなたが殺したの



110508 孤立する涙




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