※ソリチュード
※観覧注意
「はぁっ、や………っ……!」
彼女の透き通った声が、甘さを含み、それは俺の脳を刺激した。
救いを求めるかのような、この行為。
レイアを困らせているのは、わかっていた。
俺がただ、彼女自身に包まれていたかった。
そうすることで、自分をもっと傷つけることができた。
レイアを困らせ、怒らせて、泣かせて、それを見ることで、自分が傷ついて、それで救われるだなんて、本当に、どうかしている。
背後からの攻めが好きなのか、レイアはいつも以上に感じているかのように見えた。
彼女がまだ自分より早く果ててしまわないように、腰をゆっくりと動かすようにしていたものの、
たまに一気に尽き動かしたりし、レイアが「だめ、だめ」と何度も何度も言っているのを知ってはいたが、やめることはできなかった。
もっともっと、鳴いて。
きゅっ、きゅうと接合している部分が、気持ち良くなっているよという合図と捉らえた。
「……っもう――――、いや……アルヴィン…………」
それがまた、彼の脳を駆り立てる。
もっと、もっと、嫌がって。
頼むから、俺をもっと、傷つけて。
「っ………こんな締め付けて………気持ちいいのか、無理矢理、こんなこと、されてんのに」
一度、自身のものを引き抜くと、そこからはレイアから生まれた蜜が溢れていた。
力が抜けたレイアは、がくっと床に倒れそうになった。
だがそれすらも、アルヴィンは赦さない。
まだ終わっていない。
レイアはこぼれ落ちる目の雫を、拭い払った。
泣きたい、けれど、泣いてはいけない。
「……満足?」
荒い呼吸の中からのレイアの一言に、アルヴィンは耳を疑った。
「………」
「そんなに自分を傷つけてさ、楽しい?」
絶句した。
それでも彼女は、こんなことをされているのに、心の深いところまで入り込んでくる。
強気できたのはわかってはいたが、声は震え瞳が潤んでいる。
微かだが胸の痛みを感じた。
「何言っちゃってんの、嬢ちゃん―――、覚えておくんだな、中途半端な優しさは……自分を傷つけるだけなんだよ」
レイアの腕を押さえ付け、彼女の足を持ち上げる。
レイアはまた、震えた。
「……アルヴィン………」
「優しすぎるお前が、悪い」
ぐいぐいぐい、とアルヴィンはレイアのもっと深い所へと侵入するために、腰を深く押し進めた。
先程のせいで、彼女の中は温かく、また締め付けるのも早かった。
彼を受け入れるのも。
レイア、
レイア………――――
「やっ、やあああぁぁっ―――――――!!」
自身の何かが落ち着くまで、アルヴィンはレイアを離さなかった。
彼女の意識がなくなるまで、ずっと――――――
← t
op
→