春だから。
そんな馬鹿みたいな理由をつけて、どっかの理性の欠片も持ち合わせていない牡犬みたいに旦那を求めた。
本当、人間って云う下等生物は性欲を理性で抑えちゃってるから、その理性がプッツンって切れたときの反動は物凄いものだと思う。
俺の下にいる旦那が物語ってる。先刻の俺の行為の酷さ。
ベッドに引き込まれているみたいに身体は深く沈み込み、汗やらその他の液体でべったりな身体、顔。
未だ呼吸は荒く酸素を求めるように開く濡れた唇が、不謹慎ながら俺の腰をズクリと刺激する。
ていうか、顔がエロすぎる。
涙を一杯にため、その瞳は欲に染まって…。

「あ…駄目だ」

俺は抵抗しない旦那の膝裏に手をかけて、グッと旦那の胸元まで折り曲げて俺の精液でぐちゃぐちゃな旦那の後孔に昂った牡を挿入。
「んぁあっ…あっあっ…ひっ」
「ごめん…旦那…」

もう既に喘ぎすぎて掠れた声がまた俺のを大きくさせた。
俺様ってこんなに変態だったっけ。

「旦那は俺のだよね…」

旦那の喘ぐ顔を見ながらそう呟く自分。
この行為の意味は一つだけ。

マーキング。


「ひっ…アッ…もっ…ンンッ」
「旦那は俺だけのものなんだから…」

俺は旦那の肩口に顔を埋め首筋まで舌を這わせながら到達する。

「…誰にもやらない……」

白い首筋に犬歯をたてる。ブワリと匂う血の香りに興奮する。
旦那は俺を締め付ける。それに口角を上げて今度は舌で舐めあげ、囁く。


「もう、逃がさないよ、」


に顔を埋め
(愛を刷り込む、)




>>うわ。また痛いのかいてしまった。
普通にエロスを書こうとしたんですが…ごめんなさい。
なんかワケわからん文章。またスランプ…。


竜弥



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