2008/03/25 17:47




「うおおおっ!元就殿のキーボード格好いいでござりまする!」

「Oh…これまた……特注か?…circleとは…」

幸村と政宗は元就が新しく購入したキーボードに興味津々だ。

「日輪なり…」
「(日輪…)中々Coolじゃねぇか…」
今にも吹き出しそうな政宗と目を輝かせながら元就を見つめる幸村。
「太陽でござりますか!!すごいです!」

そんな三人の騒ぎを聞きつけたのか、楽屋に入ってきた元親が元就の後ろに立つ。
「おまえ…これどーやって入るんだぁ?」
少し口角を上げながら言う元親をキッと元就は睨む。。
「あ…本当でございますね……跨ぐのでございますか?」
「元就の背じゃ無理だろ…」
政宗は声を震わせながら言う。(必死に笑いを堪えながら)
「では…くぐる…」
心底真剣に言う幸村の肩にもたれながら政宗が吹き出した。
「ぶっ……そ…それは…Coolじゃねぇなぁ…」
政宗殿笑ってないで考えてくだされ。と幸村が言うものの、つぼに入ったらしい政宗は幸村に抱きつき肩を震わせ笑っている。

「……おい…」
「おっ?…何か思いついたか?」
元就が見上げてきたので元親はそう言った。
すると、元就は元親に両手を広げた。
「へっ?」
人前(二人の時でも)では全くといっていいほど甘えることが無い元就が甘えてきたので元親は驚いた顔をしながらも、元就に抱きついた。

「なっ…何をする馬鹿者がぁああっ」

「あーあ…すげぇ飛んだじゃん親ちゃん」
いつのまにか幸村の腰に手を絡ませている佐助が笑いながら言った。

「ぬぁああっ!破廉恥!」
佐助も元親と同じぐらい吹っ飛び、政宗は面白いものを見たといった風に、口笛を吹き元就と幸村の肩を抱いた。

「おまえ等も変態な彼氏もって大変だよなー…で、元親!元就が抱っこしてキーボードに入れろっていったの分かんなかったのかー?」
なぁ、元就?と言うと元就は、コクリと頷いた。

「抱っこー?!」
「じゃねぇと入れねーだろ?you see?」

「ああ!そうでございますなっ!さぁ、元就殿!」




>>中途半端!
まぁ、こんなバンド話を書きたいと…

姉と考えたネタ。
アタシが姉に「バンドとかよくない?!」といろんな設定を言ったら
「じゃあ…元就のキーボードは円だね。円。」
一瞬、「え?円とかキーボードできんの!?」とか思いましたが。元就だもん!申し子だもん!
とか思って採用。←どんだけ
そして、アタシが「じゃあ入れないじゃん………はっ!元親ねっ?!親ちゃんなのねっ?!」
とか、大暴走。

てなわけで、バンドを書いていくといつかある、親就ネタでした。

バンドの名前も決めてしまった。
どんだけ自分。

竜弥


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