2009/09/06 18:14





いきなりsss←
佐幸←かすがみたいな、佐助とかすがが双子の姉弟で幸村は義理の弟。的な話。




「最低な男だな…貴様は」
そう言った実の姉に薄く笑みを返すと汚いものでも見るかのように睨み付けられる。こんなにも毛嫌いするなんて、普通は無いんじゃない?双子の姉弟なのにさ。

「そりゃないよ…かすがちゃん」

コーヒーを注ぎ終わったカップをかすがの前に置き、自分はコーヒーを啜りながら椅子に座る。
コーヒーに視線を落とすかすがの長い睫毛がふるりと震える様を見、黙っていれば綺麗なのに実に勿体無いと、肩を竦め壁にかけてある時計に視線を走らせた。
「幸村を私から奪っていく奴は皆敵だ」

いきなり飛んできた言葉にカップを静かに置く。
緩くかすがに視線を注げば射ぬかれるような眸を向けられる。合わせた手のひらは長い爪が食い込んでいて痛そうだ。

「奪いはしないよ…」
「戯れ言を」
「だって、幸村はお前のモノじゃないじゃん…だから、」

奪うはことはしない。
そう言った俺を暫く睨み付け、フッと笑って漸くカップに口をつける。

「本当に最低な奴だな…」
「ありがと……褒め言葉としてとっとくよ」
「言っておけ…」
「うん、……あ、でさ、幸村のお迎えはどっちになったの?」
「だから、お前が私の車のキーを隠したんだろ」
「だって、かすがが俺のキー破壊したんじゃん」

暫くの沈黙。


「えっ!ちょっ!どうすんのさっ!」
「私に言うな!なればお前が私のキーを出せばいい!」
「だって今馬鹿宗に貸してるもん!」
「なんだってお前!ふざけるなっ!!」

今にもかすがに殴られそうだ、と言うときに玄関が開く音。

「ただいまーでござるぅう!」

二人して玄関に猛奪取。
玄関の先には愛しの幸村と…

「HA!役得ってやつだな〜」

幸村の肩に手を回した…


「「馬鹿宗ぇええ!!」」

かすがが馬鹿宗に殴りかかったと同時に俺は幸村の背後に回り目隠しをした。
目の前で繰り広げられる惨い戦い(一方的)を幸村に見せるわけにはいかないし。

「さす兄…」
「ん?」
「ただいま」
「…うん…おかえり」

俺の手を退け、俺を見上げてニッコリ笑った幸村が可愛いくて、ギュッと抱きしめたらかすがが政宗を引きずって走ってきたから玄関のドアを閉めた。
焦って開けようとする幸村の腕を引っ張ってよろけた所を抱き止め、頬にキスをした。
そしたらやっぱり幸村の鉄拳がクリーンヒット。

「はっ破廉恥!さす兄の馬鹿っ!」

ギャアギャア騒ぐ幸村とドアの外から叫ぶ二人。
近所迷惑なんだからと頬を撫でながら言うが、先程の幸村の頬の柔らかさに顔が無駄にニヤケて、後から入ってきたかすがに殺されるかと思った。


君は可愛い可愛い弟くん
(もう大好き!)



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うんヽ(・∀・)ノ
ごめんなさい。←

シリアスに見せかけてギャグ\(^^)/←
そして中途半端!

あれ、なんか長いな。いらない感じに。




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