2009/09/03 12:50
何だか今日は冷えるな、と薄い毛布を肩まで掛ける。鉄格子の向こうから覗く月がさらに身体を冷たくする気がする。
鼻がムズムズして、くしゃみがでた。
「ぅえ…」
変な声がでて、隣で押し合い圧し合い丸まって寝てるコマネチとレニングラードが起きてやいないかとソロリと見た。
レニングラードがコマネチを壁際に追いやる感じで寝てたけどグッスリ寝てた。コマネチも嬉しそうに笑ってて、起こしてないみたい。良かった。
毛布をかけてやって、寒気にもう一回くしゃみがでた。
あともう一人はきっと壁に顔向けて起きては無いだろうと思いつつも、右を向くと何かに当たった。
と思ったら身体が一瞬宙を浮いた。
何が起きたか分からないまま、ベッドに投げられた。
「…キレネンコ…さん?」
少し見にくいが月明かりに照らされた顔は無表情。
意図が読めないのはいつもだが、起こしてしまったことを謝るとやっぱり無表情。怒ってるのだろうか。
「あ…の…」
「寒い」
ボソリと耳許で囁かれて背筋に何かが駆け巡る。それごと全部抱き締められて息が詰まった。
胸が締め付けられるみたいに、きゅうっとして、もっと引っ付いておきたくて頬をキレネンコさんの服に擦り付ける。
キレネンコさんの匂いに包まれてるみたいで何だか幸せだ、って思ってたらキレネンコさんの片手が髪に触れてきて前髪を透かれて(夜は結んでないから)額にキスが落とされた。
ふにゃりと笑顔を向けたら顔中にキスされた。
「キレネンコさん…くすぐったい…です」
くすくすと笑いながら上を向くと唇にされて、黙ってしまった。そしたら可笑しいのか、少し笑われた気がした。
「もう…寝ろ」
そう言われてまたキレネンコさんの匂いに包まれた。
「はい…温かいです」
体温と体温>>初キレプー?
コマネチとレニングラードは子どもがいいな\(^^)/
キレネンコはプーチン好き。プーチンもキレネンコ大好き。
キレネンコはプーチン愛してたらいいよ\(^^)/
竜弥
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