ジョーについてdate:2014/03/17 02:49
意味もなくとにかくぶちまける記事連投です。
今記事は、平成アニメのジョーというキャラについての私の主観です。
前ほど支離滅裂じゃないと思います。
『箱庭の彼女』を書くときに、電脳世界の人物と一番仲良くなれるのはだれかな、と考えたとき、ジョーが一番そうなんじゃないかと思いました。
なんでかというと、ジョーは何に対しても優しすぎるから。
敵でもなんでも、相手に少しでも同情の余地があれば、自分が危険にさらされても、必ず最初は説得を試みるし、慈悲を掛けるし、甘くなる。殺してしまうと罪の意識を持つ。
敵や平和を乱すものに慈悲を掛けるということは、相手に同情する、同じ立場に立つということにつながる。
つまり、ジョーの心は味方と敵と、両サイドを頻繁に行き来している。
だから、彼はとてもいい人なんだけど、その優しさ、甘さゆえに絶対正義の人にはなれない。(※追記にてちょっと釈明)
(本当に正義を実行するなら、仲間を危機にさらしてまで、サイボーグマンに説得を試みてはいけない、ヨミ編では怪しいヘレンを連れて帰ってはいけない、相手が間違ったことをしている悪と思うなら、それを否定して正義を示すために徹底的に断罪しなければいけないのに、ジョーはそれを自ら進んでしようとはしない)
ロールシャッハには絶対ならない、そんなジョーが愛おしいです。
「底抜けに優しい彼は、その優しさからくる平和を愛する心を原動力に、平和を乱す者と戦うはずなのに、その優しさから敵に対してすら感情移入する」という、ジョーの鬱屈とした業をつつくような話を、書いていけたらなーと思ってます。
誰か、悪と正義のはざまで揺れるジョー夢書かないかなー……
追記
戻る