polyandry


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高校を卒業してから、もう何年も過ぎた。私は、いつまでも子供のままで…

雅季くん と 雅弥くん。
大好きな2人に囲まれて…3人で仲良く笑って居たかった。






でも…
どちらも選べない 私は────。




─だって、顔は双子だから差はなし…。しかも!超イケメン。

それに実は……一目惚れだったりする。(どっちに?なんて野暮な事を聞かないで。片一方だけに一目惚れしたんなら…結論は既に出てるから!)



外見以外だと…
片や頭脳派。片や肉体派。

見事に真逆。
でも、違いがでるから…多少強引でも ここの好みで選べば良いはず…なんだけれど、、、、、


一番大切な性格が これまた……
2人共。そっくりな位、不器用に優しい。


恥ずかしそうに、そっぽを向きながら 照れる2人の笑顔に私は恋したんだ。



雅季くんと雅弥くんの誕生日パーティーでも、2人に挟まれ…口説かれ続ける私は 幸せで・・・・・・

でも、何年も選べない罪悪感からの苦しみで疲弊していた私は、
主役の2人が壇上での締め挨拶の為。双子が私から離れた瞬間に 口説いてきた巧くんの"僕を選べは、2人のどちらかを選択しなくても済むよ。"の台詞に


虚を突かれ…つい、フラフラッと巧くんに身を委ねそうになった瞬間。



「巧!」
鋭く叫ぶ雅季くんに 腕を取られ強引にパーティー会場から、雅季くんの部屋へと連れ去られた。



荒々しくベットに投げ出されて、雅季くんを見上げれば…少し遅れて雅弥くんが部屋に飛び込んで来た。



「…他の男を選ぶなんて、まして巧だなんて 絶対許さないよ。」

タイを緩めながら、そう詰め寄って来る雅季くんに 恐怖を感じても良いはずなのに…
私は雅季くんが示してくれた独占欲に 喜びを禁じえなかった。





『んんっ、ぁっ…はぁ、んっ──』

上唇を雅季くんの唇で、咥えられ甘噛みされて…唇の表面を舌でなぞられる。
雅季くんの唇と舌が もたらすゾクゾクする程に甘い。その感覚に私は痺れるように酔いしれていた。
「おまっ!何で抵抗しねぇんだよ!てか…そんな気持ち良さげにウットリしやがって……!!」

雅弥くんは部屋に鍵をかけると、ベットに近づき無理矢理、雅季くんから私を引き剥がすと両頬に手を添えて…
逃げられないように私の顔を固定すると ブチュッ、ブチュッと乱暴だけど、どこか優しいキスが雅弥くんから、何度も降り注いでくる。


「ヒロイン…こっち向いて」

雅季くんにそう囁かれ…雅季くんの方を向いた途端。舌がしっかりと絡められ、キスが深くなっていく


「こっち向いて舌、出せよ。…チュュウ」

焦れたような雅弥くんに顎を掴まれ、首だけを向けさせられると 色っぽい眼差しで私を見つめてくる雅弥くんが、そう囁くように呟く。


その瞳に吸い込まれるかの様に、舌を小さく押し出せば…唇の外で、雅弥くんの舌が私の舌に覆い被さり、強く吸い付かれた。


『んっ……雅弥くん…』


その時。雅季くんは私の首筋に舌を這わせながら、雅季くんの少し冷たい指先が胸元の釦を滑り落ちていく。
火照った身体には それが気持ち良くて、私の躯はまた熱を持っていく。
『はぁぁんっ……雅季くん…』

酷く甘ったるい吐息しか、もう…紡げない。




僕は、雅弥とヒロインが交わすキスから溢れて首筋に落ちた雫を 思わず舐めとり、少なからず興奮した僕はヒロインの首筋に噛みつくかのように 荒々しく舌を這わせ続けた。

後ろからヒロインの胸元の釦を開き、肩紐を下にズラした際に出来たブラの隙間から 手を捩じ込む。胸の尖りを指先で捏ね回すと ビクッと跳ね上がる躯。




俺とのキスの最中、ビクッと躯を揺らし大きく反応するヒロイン。
唇を放してヒロインを見ると、ヒロインの胸元は、はだけ白い艶かしい素肌が晒されていた。

ブラからは、雅季の指先で捏ね回されている先端しか見えてなくて…

俺は吸い寄せられるかの様に、そこへ顔を近づけた。

そんな俺に気づいた雅季は、乳首から手を離し ブラのホックを外すと…解放された膨らみが ぷるんと揺れて…俺の鼻先を掠め、俺を誘う。


ヒロインの躯は 本当にイヤラシイ躯だ。


急くように 口の中に尖端を咥え込み、ねぶり回す。胸を強く下から揉み上げキツく吸い上げながら、ヒロインを盗み見ると、涙で潤んだ瞳と甘い甘い吐息が零れ落ちた。

それがとても扇情的で、もっと甘い吐息を…。もっともっと甘い声で啼かせたくなる。




涎を垂らしそうな顔をして、僕が揉みしだくヒロインの胸から目が離せない雅弥に気づいた僕は、ヒロインのたわわな胸を窮屈なブラ解放して、雅弥に譲ってやることにした。

僕の位置からは舐めてあげにくいし、雅弥が胸を。僕が下を責め立てた方が、ヒロインの快楽にまみれた表情を より見れるからね。


スカートの裾から手を入れ、たくし上げようとして触れたヒロインの脚は、シルクのように滑らかで、まるで僕の掌に吸い付くような肌に 僕は夢中で脚を撫で回した。次第に上へ上へ上がっていく指先。

興奮が治まらない。息が上がっていく一方だ。



下着の上から触れたその場所は、もう充分過ぎる程。湿り気を帯びていて、邪魔な布切れを少し下にズラし指を這わせて、直に触れ…なぞりあげる。

クチュ…と濡れた音を立てて、ヒロインのソコは僕の指を悦んで迎え入れた。


上気した頬。イヤラシしく蕩けた表情が、尚更。僕の欲を煽る。

ヒロインが、恥ずかしさから僕から顔を逸らせる事が出来ないように片手で顎を固定して、ヒロインの舌を僕の指先で弄び、僕の舌先で ヒロインの顔の輪郭をなぞりながら


「嗚呼…凄いよ。君の中。指に吸い付いてきて締め上げてくるよ…」

そう ヒロインに告げれば、カッと羞恥に頬を 紅く染めあげ、僕の指を キュッとより強く締め上げた。


雅季は指を 次第に速く中を掻き混ぜ、時に突き上げ激しく蠢かす。


『ぁっ…っん……ぁぁぁあん!』



ヒロインは、上体を弓の様にしならせて腰をあげ、脚は爪先までピーンと真っ直ぐ張り詰め…


ぴくっ、びくっ…

やがてヒロインの内もも、脚全体が徐々に大きく震えだし…初めてにも関わらず、盛大に逝った。


真後ろにいる雅季にぐったりと しどけなく身を預け 喘ぎながら深く沈み込む彼女。


その様を ヒロインが大きく震えた出した頃から、ヒロインの脚を大きく開き、昇り詰めていく様子を つぶさに見つめ興奮していた雅弥は「ビショビショのグチャグチャで…
お前のここ。旨そう♪」


下着を私の脚から取り払うと、私の中から とめどなく太ももへと滴り落ちる雫に 雅弥くんは唇を寄せ。太ももから舐めあげながら、口の端を少しだけ上げ嬉しそうに、私の熱い雫が滴り落ちる源に 一気にしゃぶりつき、蜜をイヤラシく啜りあげた。




「レロ、ピチヤッ…ん…ジュルジュル
お前の蜜。甘くて…うめーっ!」


細かくビクつき、とろりとろりと美味そうな蜜が溢れ出る、ソコに堪らず舐め回し 蜜を夢中で啜りあげ、味わう。



『!? ぃっ、やぁぁっ…
だっ、めっっ!!』

悲鳴のような嬌声をあげ、ヒロインは潮を噴き出し また達した。


「あぁ!もぅ…堪んねぇ〜。俺のはパンパンで、辛抱出来ないぜ?」

興奮して真っ赤に充血させた血走った眼で、ペロリと自分の唇を舐め、自身の股間を辛そうに押さえ込む雅弥に、雅季は


「感度が良いとは思ってたけど…ここまで良いとはね。驚いたよ。
雅弥は もう限界みたいだから、雅弥のを舐めて気持ち良くしてあげて?」

苦笑いを溢しながら、そうヒロインに言うと雅弥の膨張したズボンのベルトを緩めてやる。


慌ててズボンと下着を脱ぎさる雅弥を尻目に、ヒロインを後ろから優しく抱き起こし 雅弥の張り詰めた自身にヒロインの口許を近づけた。


ヒロインは おずおずと小さく唇を開き、雅弥の先端をペロリとひと舐めすると恐る恐る雅弥を 口の中に招き入れた。


「んっ…スゲ…気持ち…イイ…」

「そう。じゃ…僕も気持ち良くさせてね?」

雅季はそう言うと、ヒロインのお尻を高く持ち上げ、自身を挿入した。






ズッ…ズボッ


『んっ!んん───っ!』


「あっ!雅季!ずりぃーぞ!!」





ぬるぬる どころかニュルニュル…そう表現した方が良い程、濡れそぼったソコは気持ち良くて、一気に突き挿れたくなる。

だけど、初めて男性を受け入れるソコは 内壁が侵入を固く拒み、なかなか挿っていってはくれない。

無理をさせ過ぎてる?急ぎすぎたか…?と不安に襲われ、一旦 僕自身を抜こうとした。
だけど…僕の心とは裏腹に 僕の身体は全く動こうとはしなかった。気持ちがいい ヒロインの中から出て行きたくない──。


─僕は身体の方が 正直みたいだ。



理性で制御しきれない自分の不甲斐なさを 申し訳なく思いながら も きっと制御しきれなかったのは ヒロインだから… なんだ。







「大丈夫?痛い?」


なかなか入っていかないのか…顔を苦痛に歪ませながらも、雅季はヒロインを気遣い、動きを止めようとする。


『大、丈夫だから…私を……2人のものに…し…て?』


涙を浮かべながらも、かぶりを振り 俺の自身に一生懸命舌を絡めて吸い付こうとする ヒロイン。

…本当にいじらしくて、可愛いやつだ。頬に掛かる ヒロインの髪を耳に掛けて、そのまま ヒロインを少しでも労れるように…と想いを込めて 髪を何度も優しく鋤いてやる。



痛いくせに……そんな可愛い事を言って、僕らを煽って・・・馬鹿なんだから。
もう本当に。止めてあげることなんて出来ないんだからね?

少しでも痛みから気を逸らし、僕自身が入る様に ソコを指でくぱぁと拡げ、残りの指先で弄って やれば


クチュ…ズホッ……卑猥な音を立てながら、小さなソコは僕のを 少しずつ呑み込んでいく


「全部入っ、た…よ。」


雅季はそう言うと、ヒロインの背中に チュッチュッとキスを小さく落とすと、律動を開始した。





「んっ…凄い……熱い襞が、僕のに絡みついて…吸い付いてくる。」

速く。そして叩きつけるように激しくなっていく雅季の律動。


雅季に激しく揺さぶられて、上下に揺れる乳房が 酷く卑猥で…自身が、また大きく波打つ。
エロい乳房を揉みしだきながら、親指で尖端を押し潰して刺激してやれば


『ぁぁ、んっ……
ぁぁぁぁぁぁぁああっ……』

ヒロインは昇りつめていく。
俺のを咥えたまま、大きく後ろへ仰け反り しなる躯。

感覚的にも視覚的にも、堪らなくなって俺と雅季は、ヒロインの中へ 己の精をぶち撒けた。



「はぁ…はぁ…」

みんな 身をベットへ投げ出し、荒い息遣いと 甘ったるくて淫靡な響きがする息遣いだけが聞こえてくる中。ふと、ヒロインを見つめると


ヒロインの太ももに流れ堕ちる 雅季の白いもの。
酷く卑猥でイヤラシくて…



「ごくっ…」
生唾を呑み込むのと同時に

"ドクッ…"
自身が、また大きくなって震えた。


我慢出来なくなってヒロイン#の中へ自身を 一気に差し挿れる。

『あっぁぁんっ!』
「きっ…っつう……」

ヒロインの中は、狭くて窮屈だったけれど ヌルヌルでしっかりと俺のを咥え込み、奥へと誘(イザナ)う。


挿れただけで 再び軽く逝ったヒロインの中は、ますます 狭くなる。


「力をっ、……抜けっ……」
(やべっ…気持ち良すぎて、早くも ちょっと出ちまった……)



「今度は僕のを その可愛い口でして?」

雅季はヒロインの唇を指でなぞって、口を開けさせ自身を咥えさせる。



ヒロインの中は気持ち良すぎて、腰の動きが止まらない。
後ろから、きつく胸を揉みしだき 昇りつめていく。


『あっ…ぁぁぁぁあぁぁんっ…』
「あ゙〜ぁっ!! 気持ちイイ……」

最後の一滴まで絞り取られるかのような中の動きに、ヒロインの中に白濁としたものを注ぎ込んで、2人でベットに倒れ込んだ。



「まだ、僕は逝ってないよ。どうせなら君の中で逝きたい。」


雅季くんは、私を抱き上げ雅季くんの自身の上に下ろした。


『あんっ、ぁっ、ぁぁん』







「なぁ…?お前の こっちの初めてを貰っちゃ駄目か?」


雅季くんに揺さぶられている私を 切なげに目を細めて見つめ、尋ねてくる雅弥くんが可愛くて愛しくて私は…


『うん。私の"初めて"を雅弥くんにもあげたい。 挿れて…?』



「…馬鹿っ!そんな可愛い事言ってると、加減出来なくなるだろ〜がっ!!」

顔を真っ赤に沸騰させた雅弥くんが、腰を激しく律動させ始めた。



『ぁ゙っ…んんっ……
激っ、しぃ…ぃんっ』

「……本当。可愛い過ぎて困ちゃうね。僕も更に煽って……どうするつもりなの?」


雅弥くんに激しく揺さぶられて、私の下にいる雅季くんの胸に すがり付くように倒れ込む私に、喘ぎも呼吸すらも させないかのようなキスで唇を塞ぐと、下から激しく突き上げ始めた。



「もう限界が近いんだろうけれど…くっ、手加減なんかっ出来ないからね…っ」


狂ってしまいそうな程の 凄まじい快感が押し寄せ…白い果てが もうそこまで来ていた……。



『あぁぁぁぁぁ、ああぁんっ!!』
「ぐぁ…もぅ、、、でっ、出るぅぅ」
「くっ……………… 逝くよ……」






淫靡な匂いが部屋に漂うなか、私は目覚めた。

きちんと布団が掛けられ、ベットに寝てはいるが 裸なまま…。
これまた裸な双子に挟まれ、2人の腕がシッカリと私の身体に巻きついている。


2人の気持ちが現れているようで、笑みが溢れる。


だけど…これで良かったのだろうか?私は何も選択をしていない。
昨夜はただ…2人が大好きで、愛しくて…その気持ちのままに 流されてしまった。

勿論。大好きな2人と こうなった事には後悔はない。
むしろ2人同時に 私の"初めて"を 正直な気持ちをあげる事が出来て、良かった。とさえ思っている。

だけど……。これで本当に良かったのだろう…か…?




2人の腕の中で、また苦悩し始めた私に目覚めた雅季くんが 話し掛けてきた。





「……うん?! ヒロイン。起きたの?」
『うん。』

「ねぇ ヒロイン?君が僕達を選べないなら、それでも構わない。
君が僕達2人を 同じ様に愛してくれるなら…」


『私は2人に 恋したの…

どちらも選べなくて苦しかった。どうしても選ばなきゃいけないなら…巧くんの言うように、どちらも選ばない。 それが良い事だと思えた。

それが どんなに辛くても…


2人と付き合っていく…なんて、やっぱりおかしいし。』


俯き涙ぐむ私の瞳を雅季くんは、優しい指先で拭い…


「おかしいなんて…世間が決めた価値観だろう?国が違えば、一夫多妻とか 様々な価値観があるんだよ。考え方次第さ。


僕は世間体だとか、常識だとか…そんなつまらない物で、ヒロイン。君を失いたくない。

もうとっくに覚悟は決めてるよ。ヒロインを失う覚悟以外はね。

僕達3人での事実婚を選択したって良いし、君が世間体に拘るって言うなら…」


雅季くんは、ここで一旦言葉を切ると 茶目っ気たっぷりに
"ヒロイン。戸籍上だけ双子になってみる?"と、ウインクしながら言った。



雅季くんから、ウインクも
まして…こんな発言が飛び出すなんてとビックリしながらも その真剣な気持ちに 考え方に目の前に道が開けた気がした。


『雅季くん…』
その胸に飛びつこうとして、反対に私は後ろから、自分の胸を揉みしだかれる。


『ぁんっ
「おっいい声♪俺が居る事も忘れんなよな。

あんな快感。俺達3人じゃないと味わえないだろう?

ヒロインの身体は、もう俺達じゃないと満足出来ないはずだ。チュッ」


『ゃんっ 雅弥くんのエッチ…』







大好きな 雅季くんと雅弥くん。
2人の傍以外に 私の幸せはあるはずがない。

…なら、私も覚悟を決めよう。


どんなに後ろ指を指されたとしても、2人を失う以上に辛い事はないのだから…




fin








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