僕は
　　　　　君に会った。

　　 君は
　　　　　僕に言った。
　　　　　　　　「話そうよ。」

　　 君は
　　　　　僕に問う。
　　　　　　　「何で笑わないの？」

　　　　　　　「笑う必要が無いから」

　　　　　　　「もっと人生笑って生きなくちゃ」



それから、君と毎日会った ある日君は居なくなった。
僕の前からも、この世からも。


　　 泣いた。
涙はいつまでも止まらない。


僕がこんな仕事じゃなければ、君と一緒に逝けるのに


逝くのは君一人。
君の魂一人。

君と一緒に もう一度笑う日を目指して






　　 僕は笑おう。
　　 笑うんだ。












―――後書き―――
これは「ある、死神の物語。」の原型の物語です。
この物語はヒロイン「逝く」ので悲しくなっちゃいました
この子の人生日記には色々な事が書いてありそう…

2011年 ２月５日

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