memo

悲しい


なんなんでしょうね仁王の魅力は。たとえオチの相手は違っても仁王に愛されたいという気持ちが出てきてしまいます。結果うちのお話の中では最も登場率が高い気がします。しかしながら私もテニプリにはまってからだいぶ経ち、サイトを始めてからもけっこう経つので、なんていうかいろいろ変わったこともあります。キャラに対する印象というか、こいつはこういうやつだろうという妄想や偏見が、昔とは違ってる気がします。たとえばブン太とか、最初は元気いっぱい明るいおバカ食いしん坊キャラかと思ってましたが、食いしん坊はまんまだけど案外思慮深いところもあり、兄貴肌であったり、よくよく考えたら三兄弟の長男です。丸井家としては、今はブン太が中学生で青春的主軸となってますが、これが10年経てば末っ子が15歳で青春真っ盛りとなるわけです。そんな末っ子・ポン太(仮称)が主軸となる丸井家の物語では、きっとポン太と同じクラスの女子がやんちゃ盛りなポン太と日々ケンカしつつ、「お兄さんはちょーカッコいいよね」「ワカルワカルあのスーツ姿ちょーステキ大人」「ポン太と大違い」なんて会話がありありと想像できます。つまり、見た目も中身もお茶目なブン太だけど、よくよく考えると“友達のカッコいいお兄ちゃん属性”が潜在的にあり、思いの外理性的なアナリスト的な要素も納得というわけでした。

当初思っていたのと印象がちょっと変わったといえば幸村くんもですかね。彼は原作もアニメもなかなか登場シーンが少なかったので、にもかかわらずあのイケメン・リーダーシップ・パワーSがあったので、おそらく二次界隈の人気が先行したのではと思います。まぁゲームでもあの伝説のイエスorはい事件からするに、もともとそういったキャラ付けではあるんですかね。うちでの幸村くんはどちらかというと黒っぽいというか、意地悪な面をちょっと出しすぎてるような気がします。でもほんとは穏やかで柔らかくて、仁王や参謀以上に余裕たっぷりな空気感を持ってるいわゆる優男だと思うんですよね。余裕たっぷりというか動じないというか。たとえば彼女との待ち合わせで彼女が迷子になってしまったそんなとき。「大丈夫だよ落ち着いて。今から俺が探しに行くからね」なーんて感じで頼りになるんじゃないかなって。…いやでも幸村くんなら「大丈夫だよ落ち着いて。フフ、じゃあお互い探し合って先に見つけたほうが勝ちってゲームをしてることにしようか?」的な幸村くんのほうが好みだな。優しいけどユーモア溢れる部長のほうがいいかもな。一方その頃参謀は「家を出た時間と普段のお前の歩く速度から考えるに…ふむ、把握した」みたいに“きはじ”から彼女の居場所がわかっちゃう。赤也はたぶん彼女が連絡した時点で「今起きたっス!」でしょうね。仁王に至っては「奇遇じゃのう、俺も迷ってたんじゃ」っつってなぜか彼女の後ろに。ちょっと寄り道してたらたまたま彼女と遭遇しちゃったみたいな、仁王は自分の運ってよりは他人の命運を背負ってるタイプだと思います。その他「何!?早急(さっきゅう)に捜索を開始する!身の安全を確保ししばし待て!」っていう純情派も立海の中にいそうですね。

また長くなってしまいました。結局は立海メンバーへの偏見というか願望に満ち満ちてしまってすみません。そういえば皆さん真田丸ご覧になってますか?私は普段は大河よりイッテキュー派なんですが、今回は録画して観てます。なんとなく心惹かれまして。確か名付けの由来は真田幸村ですもんね。仁王は福山さん。ちゃんと歴史の勉強もしておけばよかったなぁと思う昨今でした。

2016.01.26.Tue

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