memo

夢半生を振り返るD


前回は暗黒時代に突入したというところまででした。だいたい2012年から2014年の夏頃ですが、当時のmemoを確認しましたが年に2,3回日記を書いていたぐらいでしたね。その間はログインすらもほとんどしてなくて、もうそれぐらい気持ちが離れていました。その間に参加していた庭球純愛というランキングも閉鎖されたので、ブクマしている人(またはリンク先サイトさまから)しか来れなくなっていたという状況でした。つまり、そのときうちのサイトにアクセスしていたのはブクマをしてくれるような、私のお話を楽しんでくださっていたような方たちです。そんな方たちのことも忘れてしまってました。そんな中、1年ちょっと経過したあとにメールを頂きました。うちのサイトや仁王連載のアオイアシタ、立海に対する想いがそこにはたくさん書かれており、更新するのをずっと待っていてくださっているようでした。久々に感じた管理人としてのうれしさと、そこでようやく私なんかのお話をまだ心待ちにしてくれている人がいるんだということにも気づき、このままではいけないと思いました。普通に感想メールを送るのも緊張するのに、ましてやほとんど放置されているサイトになんてさらに勇気がいったことだと思います。とてもうれしかったです。あのときメールをくださった方ありがとうございました。

そこで自分の中では、いつか仁王連載の続きを書こうと心に決めました。卑怯なので絶対復活しますよ〜とはサイト上では言いませんでしたが、きっとまた書きたくなるような気がしました。思えば初めてテニプリにハマったのが2002年頃。一度離れまして、再びハマったのが2006年秋頃、夢小説とともにですね。まもなくサイトを作り、のちに数ヵ月間離れましたがやはり2007年秋からまたハマり、2010年頃また離れました。数ヵ月後に復活し、あまりお話は進まなかったけど約1年後に夢書くの楽しい!って気持ちになりました。その後はかなり大きく離れてしまいましたが、きっとまた戻るだろうと、今までの自分の習性からそう思いました。加えて、いつ見てもブン太や仁王をカッコいいと思う気持ちが消えていなかったこともあります。なんでしょう、初恋的な?現状では気持ちはうんと離れているはずなのに、本屋さんとかで見かけたらうれしいし、やっぱ素敵だなって思っちゃうのはずっとなくならなかったです。他キャラや他作品を貶すつもりは毛頭ありませんが、ブン太や仁王やその他立海メンバー以外だと、確かに好きなキャラはたくさんいるし素敵だけど決定的に違う感じなんですよね。うまく言葉では言えませんが、案外そういう人も多いのではないですかね。

私生活などでごちゃごちゃあったのち、ようやくサイトの復活ができたのは、2014年夏頃でした。きっかけはやはりまた仁王でした。実はその少し前に、伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』という小説を読みまして。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、一人の登場人物を見ていくうちに、私の頭の中で仁王が思い浮かびました。別に似ているわけではないのですが、どこか繋がる気がしました。そこから、仁王に会いたい!という気持ちになり、他サイトさまとか巡ったり自分のサイトにもログインするようになり、お話を書き始めるに至りました。アヒルと鴨のコインロッカーは私すごく大好きなお話です。ご興味ありましたら読んでみてください。

当然というべきか、やはり自分としてはいの一番にアオイアシタに着手しました。案外すらすら〜と書けちゃったりして、あんなに詰まってたのが嘘みたいに久々に書くのが楽しかったです。長編あるあるなんでしょうが、続けていくうちに話が脱線したり他に書きたいストーリーが出てきたりで、どうまとめていけばいいのか悩ましい平たく言うと面倒くさくなる気がします。でもしばらく書いていなかったおかげでリセット(忘却)され、また楽しく書けました。そうして細々と更新を再開しましたが、私のお話を待っていてくださる方がいても、年に何回かブクマを覗く程度かなぁと思っていたのですが、けっこう早めに見つけてくださった方が何人かいらっしゃって(葵さまやじろちゃんとか)、驚きとともにとってもうれしかったです。本当にありがとうございました。
そこからは怒涛の更新が続いたように思います。ブン太のお話は、前回触れましたが放置する前途中まで書いていた先輩と猫と私、長いお話を書きたくて始めたやまとなでしこ、2015年誕生日記念のDear my friends、元は短編から初々しいブン太の話が書きたくて書いたReach For、2016年誕生日記念のRain Or Shine、仁王のお話はアオイアシタと、2014年誕生日記念のFANTASISTA、今までとちょっと違うピュア王を書きたかったSpringpop、ベルさまのお話を参考にさせて頂いたSweetie、短編から突如話を膨らませたくなったBaby, I Love You…しばらく書いていなかったせいか、復活後の2年余りで思いつくだけ書きました。赤也の未来列車Everyday, RIKKAIもありました。特にLINEシリーズは、最初自分で書いてて正直寒いかなって不安でしたが、予想外に気に入ってくださる方が多くてとてもうれしいです。
ちなみに、2015年4月から、サイト名をグリッターに戻しました。puppyよりやっぱりグリッターという名前に愛着があったので。

そして2016年GW過ぎたあたりから更新がストップしました。引っ越しとかもありましてね、またかよという感じですが、2年余りでたくさん書いてきたので、少し疲れたというかネタが尽きたり、いろいろゲームとか実況者とかにハマったりしました。しばらく更新しませんでしたが年明けからまたお話書きたいなってなりまして、ちょっとずつ書き始めている今日この頃ですが………どこかで見た流れかと思います。そうです私はここ10年ぐらい、全然進歩していません。気分的に疲れたりネタがなくなったり気持ちが離れたりはたまた私生活で何かあったり、様々ですが私はよく離れます。でもしばらくするとまたふらりと戻ってきてしまいます。振り返り日記には書いていないですが細かな失踪はもっとあります。ずっとこんな感じなので、これからもふと音沙汰なくなったりすると思います。なので閲覧者さまも心配なさらず、どうせまたなんか変なものにハマって飽きたら戻ってくるんだろい的な感じで思って頂ければと思います。

長かったですが、私の夢半生はこんなところでした。熱量で言えば山あり谷ありで、ひたむきに進んできたわけではなかったですが、でも振り返ると立海一筋という感じですかね。最近思うのが、私もいい歳なのでいつまで夢小説を書くのは許されるんだろうというところです。自分の中のリトル・モコはそろそろ足を洗いなさいと言っている気もしますが、とりあえずナノさんのサービスが残る限り自らサイトを消すことはないと思います。でもきっとそう遠くない未来に、もう十分だなって思うときがくると思います。満足的な意味で。そしたら自分の理想としては、ランキングを抜けてブクマをしてくださってる方がたまに読めるような倉庫的な感じにして、アクセス数がなくなってきたらお話には鍵を書けて、パスワードを知りたい方のみご連絡、みたいな感じがいいのではないかなぁと思います。とりあえず今年はまたのんびりいろいろ書きたいなぁと思っています。

ではでは毎度長くなって申し訳なかったですが、夢半生を振り返るお話しはこれで終わります。またこれからも変な日記を書くと思うので、今後ともよろしくお願いします!

2017.04.26.Wed

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