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夢半生を振り返るA


前回ようやくサイトを作ってランキングに登録しましたという話でしたが、もちろんランキングもサイトの内容も不二くんばかりでした。ブン太の短編が2本ぐらいあったかなぁ程度であとは不二くんでした。それも主に短編で、長編は一つだけありましてそれは不二くんvsブン太で赤也からもめちゃ懐かれてて仁王とも仲良くてみたいな私の夢すべてが詰め込まれた長編でした。結局完結はしませんでしたね。あのときあの長編を応援してくださった方々に心から土下座します_| ̄|○

さて、そんなわけで始まった私のサイト運営ですが、早々に相互サイトさまも出来たりプレゼント夢を送りあったりなかなかに楽しかったです。ちなみにサイト名はclover crossです。由来は当時ハチクロが大好きだったのでクローバーって入れたかったのと、あとは略して読めるのっていいなって、クロクロみたいな。アイタタタですね。今すごくむず痒いです。でも楽しかった思い出でもあります。
しかしながら年度が変わったせいかリアル生活での環境・人間関係が変わり、忙しくなってしまいます。それに輪をかけ携帯の機種変をしたところ、一文字打つのに2秒ぐらいラグるやつだったんですね。メール作成機能でお話を作っていた私はとても億劫になってしまい、5月に入ってからお話を書かない時間が続きました。

あっという間に季節は秋、9月になっていました。その間どうなっていたかというと、キャラの序列が変化していました。プリガムレッドが不二くんと同列になっていました。理由としては自分は書けないまでも読み漁りは継続していて、当時全国大会の影響もあったのか立海人気がえげつないほどでとてもとても素敵なプリガムレッドサイトが溢れかえっていたのです。その頃はたぶんブン太=仁王=赤也、下手したら仁王が一番だったかもぐらいでした。そして私は億劫だけど何とか自分でも書きたい!と、機種変前の携帯電話を使いお話を再び書き始めました。書いたら赤外線で、現在使用中の携帯に送ってアップ、みたいなまどろっこいやり方でした。そうして始まったのが今のサイトにもあります+Rというお話です。10月1日付けよりサイト名をAny*とし更新を再開しました。なので、もともとサイトを作ったのは2007年の3月なのですが、自分としてはプリガムレッドサイトとして爆誕した10月1日のほうが開設記念日という感じがするので、開設日を聞かれたら後者の方を答えています。まだ聞かれたことはないですけどね。ちなみにAny*というサイト名の由来はミスチルの歌のタイトルからです。いい曲です。

+Rは初めての完結作品のくせにしぶとくサイトに残り続けるお話でして、正直下手くそだし酔ってるし見返すと恥ずかしかったりするんですが、自分の中では大切なものなのです。今も好きだと言ってくださる方もいるし、これがきっかけで通うようになってくださった方もいます。いろんな意味で私のスタートなので、そういう声を聞くと本当にうれしいです。ちなみに当時はオチを決めずに進めており、ちょうど仁王ちゃんブーム(ガチで呼んでた)だったのでものすごい仁王寄りです。でもしょうがないんですよ、ほんと素敵な仁王サイトが多すぎて。今相互して頂いてるみろさまのもぐもぐというサイト、当時から私の憧れでしてそちらの仁王とかものすごい殺傷能力でした。あとやっぱりゲームもですよね。
しかしながらちゃんと軌道修正し、無事ブン太で落ちました。でもその分、自分の中で悲恋にしてしまった仁王と赤也に罪悪感がありました。vsなんてしなきゃよかったと本気で思いました。夢世界にのめり込みすぎですよね。どうかしていました。考えた結果、それぞれにもハッピーエンドの長編を書こうと思いまずは赤也のRabbit×Raceを始めました。これは+Rのその後編という感じです。これもこれで消したいぐらい恥ずかしいものではありますが+Rとセットですし、赤也ということで大事にしたいものでもあります。余談ですがそのお話はもともと5,6話ぐらいで終わらせるつもりでしたが、もうちょっと読みたいという声をもらい調子こいて引き伸ばしました。結果的に卒業式シーズンと重なりその雰囲気に助けられたお話でもあります。そしてその連載も終わったあと、今度は仁王の長編に取り掛かりました。アオイアシタというやつです。悲恋だったこととは別として仁王の長編を書いてみたかったので、念願のという感じでした。ついでに言うと、もうこの仁王のお話が終わったらサイトをやめようと思ってました。それはネガティブな意味ではなくポジティブなものでして、もう他に思いつかないほど青春っぽいネタすべてを仁王長編に詰め込もうと思っていたからです。だからあの話はあんなに長いのです。まだ完結してないのも、終わらせたらなんか寂しい気持ちがあるからかも知れません。普通にサボってるだけかもしれません。でもこのアオイアシタがあったからこの10年が……

また長くなったのでここで終わります。ちなみに仁王のお話を書き始めた頃は旧テニが最終回を迎えた時期でした。いろいろ悲しかったけど、漫画は終わってもきっとテニプリはこれからも続いていくだろうなっていう安心感はあったので、ほんとたしけ先生は偉大ですね。それでは!

2017.03.23.Thu

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