1.

「えーと……この部屋だよね?」

テレビ局の控え室。

アイドルグループX.I.P.の楽屋に配達に来た私。

ドアを軽くノックする。

コンコン。

「はい」

この声は…剣人さんかな?

「大変お待たせしました!RistrantePALPITOです!」

「お前か……入れよ」

「失礼しまーす」

特製カツカレーの大盛りとブレンドの注文はやっぱり剣人さんだったみたい。

心の中で小さく(当たり!)と呟きながらわたしはドアを開けた。

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